米大リーグのワールドシリーズはブレーブスが3勝2敗とアストロズをリードして2日の第6戦を迎える。決戦も大詰めを迎え、両チームとも大半の選手は休養に努めた。
▽ブレーブス
第2戦で5回0/3を6失点と崩れた今季14勝のフリードが雪辱に挑む。「いい投球ができなかった後は取り返したい。今季最後の登板になるだろうし、全てを出し切りたい」と意気込んだ。スニトカー監督は「選手には『二度とない機会かもしれないから楽しめ』と言っている」と自然体で臨む姿勢を強調する。
▽アストロズ
第5戦で12安打9得点と打線が息を吹き返した。2勝3敗と後がない状況だが、熱狂的なファンの待つホームで大逆転を狙う。中3日で先発するL・ガルシアは「ベストを尽くしてチームの力になりたい」と言い、ベーカー監督は「救援陣は休養できている。総動員するかもしれない」と必勝を期した。(共同)