日航、2500人減へ 最終赤字1460億円予想

産経ニュース
記者会見する日本航空の菊山英樹専務執行役員=2日、東京都内
記者会見する日本航空の菊山英樹専務執行役員=2日、東京都内

日本航空は2日、令和4年3月期の連結最終損益が1460億円の赤字(前期は2866億円の赤字)になるとの業績予想を発表した。通期の赤字は2年連続。今年度上半期(4~9月)のほぼ全期間に、政府の緊急事態宣言などによる移動制限がかかり、旅客需要が低迷した。これを受け連結従業員数を4年度末までに2年度末比で2500人減らす方針を示した。

日航によると、売上高の予想は前期比59・2%増の7660億円。本業のもうけを示す利払い前・税引き前損益(EBIT)は1980億円の赤字となる見通しで、前期と比べると赤字額は半減を見込む。

下期に向けては、国際線で出入国規制がしばらく続くとみて本格回復は厳しいとの見方を示した。一方、国内線はコロナ禍前と比べ11月の需要が同月比で60%半ばにまで戻ると見込むなど急速に上向いているとし、菊山英樹専務は記者会見で「極めて厳しい結果だが、前年比や第1四半期(4~6月期)と比べれば着実に回復基調にある」と説明。来年3月の単月のEBIT黒字化を予想した。

収益体質の強化に向け、従業員を2年度末の約3万6000人から2年間で3万3500人に減らす計画も明らかにした。採用抑制や定年退職などで対応する。

航空業界では、既にANAホールディングスが4年3月期の連結最終損益を1千億円の赤字と予想。航空大手2社とも、コロナ禍の苦境からの脱却が難しい状況が浮き彫りとなった。

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