プロ野球実況中継

ロッテが優勝争いできた原動力 佐々木千隼投手、その涙を忘れるな

決勝点を許した佐々木千はV逸が決まり涙=27日、楽天生命パーク
決勝点を許した佐々木千はV逸が決まり涙=27日、楽天生命パーク

 千葉ロッテが昨年に続いてシーズン成績を2位で終えました。ファンとしては残念ですが、正直に言えば2位に入ったこと自体、頑張ったと思います(これは昨年も感じたことですが)。

 今季はチーム防御率がリーグ5位(以下、いずれも28日現在)、チーム打率も4位。毎年故障がちな荻野貴司外野手(36)がフルシーズン1番で出場したとはいえ、4番をなかなか固定できず結局、外国人選手頼みになりました。

 他球団と比べて傑出した数字のないなか、逆転勝ちが31試合というのはリーグトップの成績。つまり「先発が打たれてもリリーフが踏ん張り、後半のここ一番で打者が有効打を放った」-、ここに今年のロッテの強さの一端が表れています。

 そして、それを支えてきたのが井口監督と吉井投手コーチの信頼関係。「3連投になるけど、ここを抑えれば勝てるから彼を使ってしまおう」。多くの監督がそうなりがちなところで、井口監督は吉井コーチに従ったといいます。そうすることでリリーフ陣が1年を通して安定した成績を残せました。

 V逸が決まった27日の試合ではリリーフ陣1番の成長株、佐々木千隼投手(27)が楽天に決勝点を許し、涙を流していましたが、ツイッターには「泣くな。君のおかげで2位になれたんだから」というコメントが多数寄せられていました。その通りだと思います。

 桜美林大で彼を指導した野村弘樹さん(元ベイスターズ)に伺いました。「彼にとって勝ちパターンの8回を任された今年は全てが最高の勉強だったと思います。最後に打たれたことも含めて。本当によくやったと褒めてやりたい。ただし、あの1球のことは絶対に忘れるなと」

 まだまだ発展途上のロッテ。クライマックスシリーズに、そして来シーズンに期待です。 (フリーアナウンサー・松本秀夫)

zakzak

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