朝ドラ「カムカムエヴリバディ」評判上々で好発進 大阪制作朝ドラ常連女優登場にネット沸く

イザ!
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で赤螺清子を演じる女優の宮嶋麻衣。(NHK提供)
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で赤螺清子を演じる女優の宮嶋麻衣。(NHK提供)

前作「おかえりモネ」からのバトンを受け、通算105作目となるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土 BSプレミアム・午前7時30分~、NHK総合・午前8時~)が、1日にスタートした。視聴者の注目が集まって、同日朝のツイッターのトレンド上位に「カムカムエヴリバディ」のハッシュタグがランクインした。

同作は昭和、平成、令和を通じ、京都、岡山、大阪を舞台に、ラジオ英語講座とともに歩んだ親子3世代の100年間を追い、恋に仕事に不器用ながらも自分らしく生きる姿をリレー形式で描くオリジナル作品だ。

1人目のヒロインは、戦争で夫と死別し、娘を置いて米国に渡るしかなかった祖母、橘安子。1日の第1話は、日本でラジオ放送が始まった1925(大正14)年3月22日、岡山にある和菓子屋「たちばな」で安子が生まれる場面から始まった。実直な父・金太(甲本雅裕)に優しい母・小しず(西田尚美)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄・算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ、あんこの香りに包まれた温かい家庭で、安子(網本唯舞葵)は看板娘としてすくすくと育ち、尋常小学校3年生に成長する。

左から、橘安子(網本唯舞葵)、水田きぬ(岡陽毬)、雉真勇(藤原詩音)。 旭川小学校・三年一組にて。勇と話をする安子ときぬ。(NHK提供)
左から、橘安子(網本唯舞葵)、水田きぬ(岡陽毬)、雉真勇(藤原詩音)。 旭川小学校・三年一組にて。勇と話をする安子ときぬ。(NHK提供)

この時代、人々はラジオに高い関心を持っているが、まだ高価で、「たちばな」のある商店街でラジオを持っているのは荒物屋「あかにし」の店主、赤螺吉兵衛(堀部圭亮)くらい。安子や算太、金太をはじめ、住み込みの職人たちも、杵太郎にラジオを買わせようとあの手この手で口説こうとするが、「そげえなもん買うたら、仕事に身が入らん」と一蹴され、とりつく島もない。

その翌日、橘家にラジオが届き、皆がラジオから流れる音に目を輝かせていると、杵太郎が登場。安子が「ラジオ買うてくれてありがとう!」と礼を言うと、杵太郎は「買うとりゃせんで?」と否定。安子の枕元にあったという手紙には、丸っこい文字で「クリスマスとやらのおくりものじゃあ おじいちゃんより」と書いてあり、金太はすぐに算太の仕業と気づく。算太が吉兵衛のところから黙って拝借したラジオだったのだ。金太は算太を連れ「あかにし」に赴いて丁重に詫び、赤螺の妻の清子(宮嶋麻衣)も取りなすが、吉兵衛は「これはれっきとした窃盗じゃ」と聞き入れない。そこに杵太郎がお重を持って来訪し、清子の出産祝いにと紅白饅頭を贈ると、吉兵衛はようやく「今回だけや。大目に見てやらあ」と許してくれる。

「たちばな」に戻った杵太郎は、ラジオの音に耳を傾けていた家族や職人たちの楽しげな様子を思い返し「ええ顔して笑いよったのお」と、何かを決意する。祖父からのプレゼントと思ったラジオが兄が盗んできたものだったとわかり、意気消沈して学校から帰ってきた安子は、店の奥から童謡「証城寺の狸囃子」がかすかに聞こえるのに気づく。杵太郎がラジオを買って、調理場で皆に聴かせていたのだ。安子は喜び、ラジオの音に合わせて楽しそうに歌った。

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