衆院選山梨 自民が25年ぶり選挙区独占

産経ニュース
幹線道路沿いで当選の御礼あいさつをする中谷真一氏=1日、山梨県韮崎市(平尾孝撮影)
幹線道路沿いで当選の御礼あいさつをする中谷真一氏=1日、山梨県韮崎市(平尾孝撮影)

10月31日投開票の衆院選で、山梨1区は中谷真一氏(45)、山梨2区は堀内詔子氏(56)と、ともに自民党前職が勝利し4選を果たした。山梨県内の選挙区を自民が独占するのは、小選挙区制度が導入された平成8年以来25年ぶり。一方、1区で中谷氏に及ばなかった立憲民主党前職の中島克仁氏(54)は比例南関東ブロックでの復活で4選を果たした。県内小選挙区の投票率は60・57%(前回60・71%)で過去2番目に低い水準だった。

中谷氏は1日朝、地元韮崎市の幹線道路で「ありがとうございました」と書かれた看板をもち、通行するドライバーにあいさつした。報道陣の取材に「有権者の負託に応えたい。直面する新型コロナ対策と傷ついた日本経済を持ち上げていくことに取り組む」と抱負を語った。

1区は、各報道機関から当選確実の報が出たのが午後11時ごろで、前回衆院選同様、中谷、中島両氏は激しい接戦を演じた。3選しているとはいえ、中谷氏は選挙区では過去に2回敗れ比例復活しているだけに、今度こそと選挙戦に臨んだ。選挙スタッフ、自民県連関係者の危機感は強く、前回以上にきめ細かく遊説し、自民党支持層を固める総力戦を展開、選挙区での初勝利に結び付けた。

一方、前回は旧民進党解体の余波で無所属で戦った中島氏にとっては、今回、立民全体の伸び悩みが逆風になった。立民と共産党の共闘で、一定票を上積みしたものの、中島氏を長らく支持してきた一部の保守層が、この共闘を敬遠したことが響いた。比例で復活し4選を果たしたことで、医師としての現場感覚を生かしたコロナ対策や社会保障制度改革への取り組みを国会で継続する考えだ。

2区の堀内氏は午後8時の開票開始直後に、当選確実が報じられるなど、圧倒的な強さをみせた。もともとの地盤の強さに加え、10年以上続いた2区から自民系候補が2人立候補する保守分裂状態が、今回は堀内氏に一本化できた。さらに岸田文雄内閣にワクチン担当相として入閣した直後の選挙。10万9千票超を獲得し、立民の新人、市来伴子氏(44)にダブルスコアの大差をつけた。

今回、選挙区で自民独占となった中で、与党、野党とも来年の参院選に向けた対応を急ぐことになる。

  1. 【底辺キャバ嬢の盛り場より愛を込めて】困窮女性の大量参入で「ヤバいパパ」が急増 シャワー浴びてる間に財布からお金を盗み逃走

  2. 日大・田中理事長は「相撲界の常識」踏襲 知らぬ存ぜぬでスキャンダル乗り切った過去

  3. 愛子さまご成年 3種類のドレスご着用、「ティアラ」で正装も

  4. 市から突然1300万円請求…なぜ? 年金生活の80代女性に 専門家「今後数年で同様の高額請求を受ける人は増える」

  5. 保健室女性教師「ソープ勤務」だけじゃない ハレンチ教員懲戒事件簿