渋野日向子が劇的逆転V!18番ドラマ連発、2打差追いつきイーグル締め/国内女子

サンスポ
劇的な逆転優勝。渋野(奥)は、出迎えてくれた大里桃子と抱き合って喜んだ(撮影・戸加里真司)
劇的な逆転優勝。渋野(奥)は、出迎えてくれた大里桃子と抱き合って喜んだ(撮影・戸加里真司)
大会3日間とも、感染症対策で上限の3000人に迫るギャラリーが集まった(撮影・戸加里真司)
大会3日間とも、感染症対策で上限の3000人に迫るギャラリーが集まった(撮影・戸加里真司)

樋口久子 三菱電機レディス最終日(31日、埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)しぶこ、笑顔の劇的逆転V!! 渋野日向子(22)=サントリー=が通算9アンダーで並んだペ・ソンウ(27)=韓国=とのプレーオフを1ホール目のイーグルで制し、今季2勝目となる日米通算7勝目を挙げた。ペと並ぶ首位で出てともに70でラウンド。2打ビハインドで迎えた18番で奇跡的に追いついた。有観客試合での優勝は約2年ぶり。会場は笑顔で満ちあふれた。

曇り空の埼玉・飯能に、観衆2892人と1人の鮮やかな笑顔の花が咲いた。中心は渋野。劇的な幕切れで、会場が〝しぶこ色〟に染まった。

「スタートから手に汗握るような、一打一打緊張しながら回っていました。プレーオフまで進めると思っていなかったけど、そこでチャンスを生かすことができました」

ペ・ソンウと並ぶ首位で出たが、最終18番(パー5)を2打ビハインドで迎えた。しかし渋野はあきらめず、ピン7メートルに2オンしてバーディー。過去に2度渋野とのV争いで頂点を譲っているペは大きな重圧を受け、決めれば優勝だった1メートルのパーパットを外した。

まさかのプレーオフ突入。再び18番に向かうと、渋野はここでも2オンに成功。しかも、残り220ヤードから3番ウッドで放ったショットはグリーン手前でうまくはね、ピン3メートルに止まった。これを決めてガッツポーズ。劇的なイーグルで、ドラマの主役となった。

「アドレナリンが出てくれて、二度と打てないようなショット」と、18番での2度のセカンドショットを表現。一方で「左足下がりの難しいライで、なるべくボールと友達でいたいと思って、目線を低く。トップから切り替えしが早くならないよう、冷静に」と振り返った。極限の緊張状態の中で、追い求める「再現性のあるスイング」を繰り出した。

6月の「全米女子プロ」2日目。終盤のバーディー、イーグルで予選を通り、日本人ファンに「面白いゴルフをしてくれてありがとう」と言われ、「面白いゴルファーになりたい。見ている人がハラハラドキドキするようなゴルフ」と決めた。目標通りの、これ以上ない逆転劇となった。

3週前の「スタンレーレディス」は無観客。ギャラリーの前での優勝は2019年11月の「大王製紙エリエールレディス」以来2年ぶりだ。「何かしら力に変えてくださっているので、見えない力があるんだな」。この日は会場に母・伸子さん(53)も駆けつけ、生では19年「資生堂アネッサレディス」以来2度目の優勝を届けた。

今季出場予定は残り3試合。最終戦の「JLPGAツアー選手権リコー杯」には出ず、来季の米ツアー出場権をかけた予選会出場に備える。

「ここで勝つことができれば自信になると思いました」。渋野が見据えるステージは、世界へと広がった。(高橋朝香)

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