中曽根氏が選挙区初当選確実 群馬1区

産経ニュース
バンザイをして当選を喜ぶ中曽根康隆氏(左から2人目)ら=31日午後8時20分、前橋市(柳原一哉撮影)
バンザイをして当選を喜ぶ中曽根康隆氏(左から2人目)ら=31日午後8時20分、前橋市(柳原一哉撮影)

自民前職の中曽根康隆氏(39)が、50近く増やした後援会の活動などで自民党支持層の大多数に浸透、連立を組む公明の支援で悲願の選挙区初当選を確実にした。

中曽根氏は、公認争いを制し、ようやくつかんだ選挙区からの立候補。「初めて名前を書いていただく選挙」と公示当日の出発式でこう語っていた。

前橋市大渡町の選挙事務所には開票前から多くの支持者が集まった。午後8時過ぎ、開票とほぼ同時に「当確」が伝えられると事務所は拍手と歓声に包まれた。中曽根氏は、「群馬、日本、子供たちの未来のために全力で走り抜ていく。まずは新型コロナウイルス対策に力を入れる」と感無量の様子で抱負を語った。

選挙戦では、「ワクチン接種や医療提供体制を整備し、病床のひっ迫を招かないように対策する」「日本経済を立て直し、再び成長軌道に乗せる」などとの主張を展開したことに加え、圧倒的な地名度を武器に、頭一つ抜け出した存在で、終盤まで危なげない戦いを繰り広げた。

一方の、野党系候補は、日本維新の会公認で元職の宮崎岳志氏(51)が「自民1強政治に歯止めをかけたい」と支持を呼びかけたが及ばなかった。共産新人の店橋世津子氏(60)も「政権交代」を訴え、無所属新人の斉藤敦子氏(53)は「感染症の専門家としてコロナ対策の一翼を担う」としたが敗れた。1区では「野党系の統一候補の擁立ができなかったことが大きな敗因」(関係者)との指摘もあった。

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