自民・林氏が念願のくら替え成就 山口3区、立民新人を圧倒

産経ニュース
当選確実となり支持者と万歳をする林芳正氏(中央)=山口県宇部市
当選確実となり支持者と万歳をする林芳正氏(中央)=山口県宇部市

山口3区は、参院議員を辞職して出馬した自民党新人の林芳正氏(60)が、立憲民主党新人の坂本史子氏(66)を圧倒し、初当選を決めた。党の公認を争った同区の前職、河村建夫元官房長官とのしこりも残るが、分厚い支持基盤を誇り、およそ10年越しの宿願を成就させた。

「地道な積み重ねの結果、今日を迎えることができた。粉骨砕身、岸田(文雄)政権を支え、山口3区のために汗をかきたい」

31日午後8時過ぎ。当選確実の一報が入ると、林氏は山口県宇部市のホテルで約250人の支持者を前に感慨深げに語った。

防衛相、文部科学相などを歴任し、参院のベテランだった林氏は、かねてから首相への意欲をみせ、平成24年衆院選からくら替えを模索してきた。今回ついに山口3区から出馬を決意し、河村氏を引退に追い込む形で党公認を得た。

選挙戦では地元県議や公明党、支持団体による支援を受けた盤石の組織戦を展開し、坂本氏を寄せ付けなかった。一方、河村氏は表向き林氏支援を呼び掛けたが「河村氏の支持者はほとんど動いていなかった」(自民関係者)

ホテルの会場には、林氏のくら替えを後押しした県議や地元首長らが顔をそろえた。山口県連会長代行の塩満久雄県議は「長年の念願が叶った。総理、総裁を目指して頑張ってほしい」と満足そうに語った。

ただ、「1票の格差」是正のため次期衆院選から山口県内の選挙区は4から3に減る見通しで、再び林氏を巻き込んだ候補者調整に難航する場面が予想される。「難しい課題だ」。県連関係者は漏らした。

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