ヤクルト6年ぶりVの裏側③

宮出コーチと指揮官の共通認識「選手が伸び伸びとプレーできる環境作り」

サンスポ
26日のDeNA戦で中村の適時打に喜ぶ高津監督(中)と宮出ヘッド(右)。選手たちが試合に集中できる環境を作った
26日のDeNA戦で中村の適時打に喜ぶ高津監督(中)と宮出ヘッド(右)。選手たちが試合に集中できる環境を作った

指揮官を隣で支え、〝高津の考え〟を浸透させた。宮出ヘッドコーチは、「一番大事にしたことは、選手が野球に集中して伸び伸びとプレーして、力を発揮できるような環境作りですね」と考え方に高津監督との共通点があった。

就任1年目の2020年。高津監督はチームを見て、こう感じたという。「生き生きしていなかった。何かに縛られているような、重圧を感じながらやっていた。みんながやる気になって、元気にグラウンドに立った中で野球をやりたいなと。そこは変えたいと思った」。2人に共通しているのは、環境づくりに重点を置くということだ。

ヘッドコーチにはさまざまなタイプがいるが、宮出コーチは指揮官と同じ意識を持ち、目指すチーム作りを支えた。決してみんなの前で怒鳴ったり、叱ったりすることはしない。話がある際は、一対一で伝えた。選手に寄り添い、気持ちよくグラウンドに送りだした。

終盤戦で、優勝につながる〝円陣〟があった。9月14日の阪神戦(神宮)前、「悔しい思いを勝利につなげよう」と伝えた。前日13日の中日戦(バンテリンドーム)では、敗戦を告げた判定に高津監督が約15分間の猛抗議。選手はベンチでその姿を見ていただけに「次の試合がすごく大事。あそこでつまずいたら駄目だと思った」。宮出コーチが鼓舞したチームはその後9連勝を飾り、13試合負けなしの球団記録を作った。

心がけたのは「プラスの声掛け」。「チームが暗かったら明るい声をかけるのは当然だし、沈んでいるようだったら切り替えてやろうというのは当然。チームの表情を見て動いた」。〝陽〟の雰囲気を漂わせていた燕軍団の裏には、宮出コーチの環境づくりがあった。(特別取材班)

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