ヤクルト・奥川、CSへ盤石3回0封 10勝より日本一!12日後の大一番へ徹底調整

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3回無失点でレギュラーシーズンの最終登板を終えた奥川。10勝目はならなかったが、復調を示す笑顔をみせた (撮影・長尾みなみ)
3回無失点でレギュラーシーズンの最終登板を終えた奥川。10勝目はならなかったが、復調を示す笑顔をみせた (撮影・長尾みなみ)
ヤクルト・奥川=マツダスタジアム(撮影・長尾みなみ)
ヤクルト・奥川=マツダスタジアム(撮影・長尾みなみ)

6年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしたヤクルトは29日、広島24回戦(マツダ)に1―4で敗れ、連勝が2で止まった。11月10日から始まるクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージに向け、先発3投手が調整登板。高卒2年目の奥川恭伸投手(20)は、3回2安打無失点でレギュラーシーズンを締めくくった。チームトップタイの9勝を挙げた右腕は、中11日でファイナルステージ第1戦に登板する可能性が高い。

2桁勝利よりも、日本一の大目標を優先した。レギュラーシーズン最終登板となった奥川は先発で3回2安打無失点。交代後には、納得の表情を浮かべた。

「立ち上がりはバランスが良くなかったが、尻上がりに修正できたことは良かったと思います」

一回は1死から野間、小園に連打を浴び、一、二塁のピンチを招いた。しかし、西川の強烈な打球を好フィールディングで投直とし、飛び出していた一走もアウト。二回以降はフォークボールを効果的に使い、無失点で小川にバトンタッチした。前回19日の阪神戦は3回⅔を投げ7安打5失点。今季初めて5回持たず、不安を残したが、中9日間の調整で本来の姿を取り戻した。

高卒2年目で新人王争いに名乗りを上げていた20歳右腕は、2桁勝利目前だったが、チームはCSを想定した先発調整を優先。小川、金久保の両先発投手もマウンドに上がり、予定のイニングを消化した。リーグ優勝決定後の2試合もポストシーズンに向けて、無駄にはしない。

今季の奥川は後半戦の開幕を任され、夏場以降はいずれもカード頭で先発。相手のエース級と投げ合いながら、後半で5勝2敗とリーグ優勝に大きく貢献した。チームトップタイの9勝(4敗)を挙げ、防御率3・26。チーム2位の105回を投げ、わずか10四球と安定感は光っている。

高津監督は「彼らしい質のいいボールを投げていたんじゃないかなと思う」と太鼓判を押し、CSの先発順については「予定はできています」と話した。高橋、原らも好調だが、奥川が中11日でファイナルステージ第1戦に先発する可能性は高い。

優勝決定後には「クライマックス、日本シリーズと続きますけど、一生懸命プレーしたい。チームの勝利に貢献できるように」と話していた。万全な状態でポストシーズンを迎える。(横山尚杜)

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