家事こそ、最高のマインドフルネスである

面倒な「ゴミ出し」をリラクセーションに変えよう ゴミ袋に悩みを入れて家の外に捨ててしまうイメージ

ゴミ出しでたまったストレスも軽くしよう
ゴミ出しでたまったストレスも軽くしよう

 在宅時間が長くなるにしたがって、「ゴミ出し」の悩みは日々増えてくる。「決まった曜日・時間にしかゴミが出せないので、それまで保管しておくのがイヤだ」「どう分別していいか迷うことが多い」といった悩みから、最近では「自分の個人情報が入ったゴミをどう出せばいいのか分からない」といったプライバシーに関する悩みも聞く。

 地域や自治体、マンションか戸建てかによって事情は異なるものの、ゴミの分別や捨てたい時に捨てられないといった悩みは全国共通。そんな中、ストレスを軽減する秘策はあるのだろうか。

 【ゴミ出しストレス解消には大胆な発想で】

 物があふれている現代において、ゴミ出しは家事の悩みのひとつとなっているが、果たしてゴミ出しはいつまでも面倒でイヤなものなのだろうか。

 いくら嘆いていても毎日出るゴミはなくなることはない。

 「ゴミ出し」というストレスを、最高のリラクセーションに変えていくには、大胆な発想の転換が必要なのだ。

 確かに、ゴミが家の中にたまっていくのはストレスだ。しかし、この心の中のストレスを「ゴミ袋につめて外に出してしまう」と考えるとどうなるか想像してみよう。

 昨日あったイヤなことやうまくいかない仕事の悩み、面倒くさい日常のあれこれをゴミ袋の中に入れてしまう。

 そして、そのゴミ袋を家から外に出し捨ててしまうということで、自分の中の悩みも捨ててしまうとイメージしてみるのだ。

 心の中のもやもやしていることも、ゴミと一緒にバーンと外に捨ててみると、ゴミ袋を手から離した瞬間に、心の重荷が楽になり気持ちが軽くなってくるのではないだろうか。

 【「あー、気持ちいい」と声に出そう】

 また、ゴミを捨てる時にはネガティブな言葉を使わず、ポジティブな言葉を使うのも大事なポイントだ。

 ゴミを捨てる時に「面倒くさいなあ…」とネガティブな言葉で嘆くのではなく、「あー、気持ちがいい!」「最高だ!」とポジティブな言葉を声に出そう。そうすることによって、身も心も一気にすっきり。物理的なゴミを出すことが、心理的なデトックスつまりリラックスにつながっていくのだ。

 確かに他にも面倒な家事はたくさんある。しかしそんな面倒な家事だからこそ、思い切って思考を切り替えてみると新しい光が見えてくるのではないだろうか。

 「こんな気持ちのいいことをやらないのはもったいない」

 「ゴミ出しは最高のリラクセーションだ!」

 これくらいの意識でゴミ出しに向かい合ってみよう。面倒な家事がいつしか毎日の楽しみとなり、リラックスのひとときとなるのだ。

 意識をポジティブに切り替えることで、ゴミ出しをカラダのムダを排除するジムやサウナと同様の究極のリラクセーションに変えていこう。

 ■堀宏史(ほり・ひろし) 広告クリエイター。広告業界でリアルとデジタルを融合させた新しい広告を実現し、国内外で数多くの広告賞を受賞。家事にもしっかりとコミットすることで仕事と家庭を両立してきた。好きな家事は皿洗いとゴミ出し。著作『家事こそ、最強のビジネストレーニングである』(フォレスト出版)

 ※マインドフルネス…今この瞬間に意識を集中している状態のこと。ストレス軽減や集中力アップの技法としてビジネス現場で取り入れられている。仏教の「八正道」のうち「正念」の英訳。

zakzak

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