歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡

『ミ・アモーレ』の生まれ変わり 代表曲にまったく異なる歌詞を載せ発売した『赤い鳥逃げた』のサプライズ

 「『ミ・アモーレ』は出荷ベースでは100万枚を超え、セールスとしては85年のオリコンの年間シングル・チャートで2位(1位はチェッカーズ『ジュリアに傷心』)に輝きました。今、振り返っても洋楽から異動してきた藤倉さんと明菜のセンスが見事にはまったと思っています。というのも、結果的なことかもしれませんが、作品としても島田(雄三)ディレクターとしては最後になってしまった『飾りじゃないのよ涙は』のセールスを超え、名実ともに『セカンド・ラブ』に続く代表作になりましたからね」

 この作品で特筆すべきは、作詞の康珍化が『ミ・アモーレ』のメロディーにまったく異なる歌詞を乗せた12インチシングル『赤い鳥逃げた』を、デビュー記念日の85年5月1日に発売したのだ。

 「基本的なアレンジは同じですが、歌詞を変えた上、松岡によってイントロや間奏でのパーカッションを強調させたラテン・ロングバージョンに仕上げていました。藤倉さんならではアイデアで、ファンへのサプライズ的な要素もありましたが、この企画は大きな話題になりました」(古参の音楽関係者)

 同曲はオリコンのシングルのチャートでは初登場12位(5月6日付)だったが2週目の5月13日付で堂々1位にランクされた。 =敬称略 (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)

 ■中森明菜(なかもり.あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組『スター誕生!』で合格し、82年5月1日、シングル『スローモーション』でデビュー。『少女A』『禁区』『北ウイング』『飾りじゃないのよ涙は』『DESIRE-情熱-』などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。

zakzak

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