花巻東“新怪物”の評価は? 1年秋で47本塁打、体重117キロは「諸刃の剣」 佐々木洋監督の長男・麟太郎

プレーを視察した別の球団の東北担当スカウトは「ただ単に体の大きさで飛ばしているだけではない。スイングの形が確立されていて、ボールとの距離の取り方、自分の間を持っている。1年生の時点でこれが出来ている高校生は稀。技術は非常に高い」と打者としての能力には太鼓判。

一方で大きな課題も挙げる。「まず守備が一塁だけというのがネック。体もボテッとしていて重さが残る。プロで勝負するなら三塁への変更は考えていい。足を使う位置だから体も絞りやすい」。身長183センチ、体重117キロの堂々たる体格は高校生離れした飛距離を生み出す反面、守備と走力にハンデをもたらす諸刃の剣だ。

「ここからの2年間で今の目方を減らさずに、筋肉質に変えられれば守備位置の選択肢も広がる。あとは腰と膝のケガをしないことが一番大事。全てが順調にいけば、再来年には1位候補ですよ」と同スカウト。

早実・清宮幸太郎(現日本ハム)の高校通算本塁打記録111本の更新にも期待が懸かるみちのくの怪童。2年後の秋までにどこまで進化するのか、全国の野球ファンの大きな楽しみとなる。

zakzak