猫たちにも「感謝」 文化功労者決定の漫画家・大島弓子さん

産経ニュース
文化功労者に決まった漫画家の大島弓子さんが公表した自画像
文化功労者に決まった漫画家の大島弓子さんが公表した自画像

オレオレ詐欺かな―。文化庁から文化功労者選出の電話を受けたとき、漫画家の大島弓子さん(74)はまずこう思ったという。担当編集者を通じて確認すると、事実であることが分かった。「びっくりいたしました。深く感謝をする気持ちとともにお受けすることにいたしました」

昭和43年、短大在学中に初めて持ち込んだ「ポーラの涙」でデビュー。「ミモザ館でつかまえて」「バナナブレッドのプディング」などの話題作を次々と発表した。少女の心のひだを柔らかく描いた繊細な心理描写に加え、同性愛やジェンダー、家庭崩壊など幅広い題材も扱い、漫画界に大きな影響を与えた。ファンを公言する文化人も多い。

代表作は53年連載開始の「綿の国星」。主人公の子猫の視点を通じて人間の世界を描くという斬新な手法が評判を呼んだ。大の猫好きでも知られ、愛猫たちと暮らす日々の喜びを描いた自伝的作品「グーグーだって猫である」は手塚治虫文化賞(短編賞)に輝いた。

「お世話になった方々、そしてたくさんの猫たち ほんとうにありがとうございました」。感謝の言葉に猫たちも含めるのが、実に大島さんらしい。(本間英士)

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