S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き

神保町散策 日本出版クラブの8メートルの本棚は一見の価値あり 「第54回造本装幀コンクール」受賞作品11月30日まで展示中

天井高8メートル、3~4階吹き抜けのスペースに1万2000冊の書籍がぎっしり収蔵されている(提供写真)
天井高8メートル、3~4階吹き抜けのスペースに1万2000冊の書籍がぎっしり収蔵されている(提供写真)

 服薬している薬をもらいに3カ月ごとに東京・神田駿河台のクリニックに通っている。最寄り駅の都営三田線神保町駅までシルバーパスで出かけた。

 神保町には古書店街や大手出版社があって、本の町という雰囲気だ。ちなみに「神保町」という町名は江戸時代に「神保長治」という旗本が住んでいたことからついたと、街角の掲示板に書いてある。

 本好きなら古書店巡りは定番の散歩コースだが、ちょっと寄ってみたいのは、駅のすぐそばにある日本出版クラブだ。出版記念会などが開かれるホールや会議室があるのだが、入り口のエスカレーターを上がって3階にある受付前の空間が一見の価値がある。天井高8メートル、3~4階吹き抜けのスペースに1万2000冊の書籍がぎっしり収蔵されている。

 この「クラブライブラリー」は全国の出版社から寄贈された「未来に残したい本」だそうで壮観である。また、いま「小さな本の展覧会」として11月30日まで「第54回造本装幀(そうてい)コンクール」受賞作を展示している。本の魅力を支えているのは、紙や印刷技術、製本、装丁など、さまざまな技術の集積である。本好きなら必ず楽しめる展示だろう。

 神保町では本以外にもスポーツ用品店や楽器店が軒を連ね、さまざまなカレー店も独自の味を競っていたり、ぶらり歩きの種は尽きない。また、3カ月後には何か探してみようと思いながら帰路に着いた。 (いくちゃん) 

 【一般財団法人日本出版クラブ】 東京都千代田区神田神保町1の32。「造本装幀コンクール」は(一社)日本書籍出版協会などが主催して毎年行われ、入賞作品はドイツで開催される「世界で最も美しい本コンクール」に日本代表として出品される。

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