深夜客は戻るか…待望の時短解除も様子見の飲食店

産経ニュース

東京都や大阪府などが新型コロナウイルス対策として飲食店に要請していた営業時間短縮を25日に解除することを受け、大手外食が通常営業の再開に向け準備に追われている。ただ、新型コロナの長期化は、人々の生活習慣にも変化をもたらしており、コロナ前のような深夜営業ができるかなど、様子を見ながら判断していくという慎重な店も多く、25日から一斉の通常営業再開とはならなそうだ。

「再び外食を楽しんでいただける環境になる」。居酒屋チェーン「土間土間」などを展開する、コロワイドの担当者はそう期待を寄せる。今年に入ってから、ほとんどまともな営業ができていない居酒屋などにとっては待望の時短解除だ。

ただ、不安もある。コロナ禍では在宅時間の増加に伴い「家飲み」をする人が増えたほか、外食は週末に家族と楽しむスタイルが定着し始めているからだ。

同社は25日から各店舗の営業時間を延長する方針だが、「外食スタイルの変化を見極めないといけない」と、深夜や朝方まで営業していた店舗は、客足の動向を見ながら閉店時間を検討していくという。

ワタミも25日から営業時間を延長し、緊急事態宣言解除後も営業再開していなかった約50店の営業を再開する。ただ、閉店時間は各店舗で判断することにした。ギョーザ店「大阪王将」を展開するイートアンドホールディングスも、緊急事態宣言前に最大午前4時まで営業していた繁華街などの一部店舗を当面午後10時や10時半で閉めて様子を見る。

短い準備期間がネックになっているケースも多い。特にアルバイトの確保など、人繰りの問題が大きいもようだ。

すかいらーくホールディングスのファミリーレストラン「ガスト」は通常午後11時半までの営業だが、月内は午後10時半までの営業にとどめる。従業員のシフト調整に時間がかかるためで、通常営業の再開は11月1日になる見通しだ。

カフェチェーン運営のプロントコーポレーションも25日から通常営業できるのは全体の2~3割程度だといい、日本マクドナルドやくら寿司も準備が整った店舗から通常営業に戻す。

ゼンショーホールディングスの牛丼チェーン「すき家」は24時間営業に、「ココス」などファミリーレストランは深夜や未明までの営業を再開。吉野家も基本的に通常営業に戻すが、店舗によっては来店状況に応じて閉店時間を判断する。

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