「近畿圏」最新当確予測 維新が躍進も地域政党の壁は高い 周辺県の個別選挙区には自民党や他の野党の“指定席”多く

「松井一郎代表(大阪市長)の日本維新の会は大阪で躍進しているが、周辺府県の個別選挙区までは波及していない。自民党や他の野党の“指定席”も多いからだ。維新が地域政党の壁を崩すのは簡単ではない」

政治広報システム研究所の久保田代表は、近畿圏の現状をこう語った。

京都では、1区(京都市の一部)で、自民党が伊吹文明元衆院議長の後任に、元総務官僚の勝目康氏を擁立した。当初は、共産党の穀田恵二国対委員長が「今回こそ、くさびを打ち込む」との見方もあったが、久保田氏は「自民党は『伊吹ブランド』をうまく引き継ぎ、バトンタッチに成功した」として、勝目氏を「やや優勢」と判定した。

4区(京都市の一部、亀岡市など)は大接戦だ。以前から、自民党の田中英之文科副大臣と、野党系無所属の北神圭朗氏が保守・中道票を奪い合ってきた。これに共産党の吉田幸一氏も絡み、三つどもえの争い。

現状では、田中氏が「やや優勢」だが、久保田氏は「北神氏が運動量を上げ、評判が良い。田中氏もおちおちしていられない」と指摘した。

兵庫は、1区(神戸市の一部)が5人の超激戦区。共産党は初めて候補者擁立を見送り、2014年衆院選に勝った立憲民主党の井坂信彦氏を支援する。自民党の盛山正仁氏は19日の第一声で、野党共闘を「政策の中身をそっちのけで、選挙のためだけにくっ付いている」と批判した。事実上、この2人の一騎打ちで終盤まで競り合いそうだ。

6区(伊丹市、宝塚市など)は、自民党の大串正樹氏に、立憲民主党の桜井周氏と、日本維新の会の市村浩一郎氏がぶつかる。久保田氏は「大串氏の“鉄板”の選挙区で『やや優勢』だが、波乱の芽もありそうだ」と分析した。

奈良は1区(奈良市の一部、生駒市)が注目区だ。前回17年衆院選で落選し、19年に繰り上げ当選した立憲民主党の馬淵澄夫元国交相が雪辱を期す。左派野党の一本化が奏功し、「やや優勢」となった。

2区(奈良市の一部、天理市など)は、自民党総裁選で一躍全国区になった高市早苗政調会長が「優勢」だ。党候補の応援のために全国を飛び回っている。

和歌山では、1区(和歌山市)で国民民主党の政策通、岸本周平氏が5選を狙う。

zakzak

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