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現在進行形の「2021年秋」をぶった切る! 「ドクターX~外科医・大門未知子~」

 14日から第7シリーズが始まったテレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』はやはりトンデモない。荒唐無稽を楽しむドラマだが、2年ぶりに登場の今季は趣がちょいと違っている。この“ちょいと”がミソ。

 前回シリーズは2年前の12月19日に最終回が放送された。後に明らかになるが、直前の12月8日、中国の湖北省武漢市で最初に確認された新型コロナウイルスの感染者が発症したとされている。

 シリーズは9年前にスタート。コミカルなやり取りで時事ネタを巧みに取り込んできた。コロナ禍のこの2年、脚本の中園ミホをはじめ、制作サイドは考えに考え抜いたのではないか。結局、今季は初回のサブタイトルが「100年に1度のパンデミック?! 激変する大学病院で待ち受ける新たな戦い」となった。

 この2年間、大門未知子(米倉涼子)は「崩壊」に直面したニューヨークの医療現場で鬼の形相で闘っていたという設定。その回想映像が繰り返し出てくる。舞い戻った東帝大学病院の医療従事者たちも疲れ切っている。看護師役の今田美桜(朝ドラ『おかえりモネ』ではお天気キャスター)が憤る。「コロナと闘っている私たちが、なぜ苦しい思いばっかし…」

 クラスター、PCR、エクモ、(パルスオキシメーターで)サチュレーションが90%以下…といったセリフや用語も、テロップ解説なしに飛び交う。現在進行形の「2021年秋」をぶった切る、直球の医療ドラマにもなっている。

 かといって、笑いを封印したわけではない。大門が院長代理役の野村萬斎に勤務条件を示す。「リモートのパソコントラブル解決のお手伝い」「リモートのWiFi接続のお手伝い」なども「いたしません!」。

 アフリカで最恐ウイルスに感染した医師役の岡田将生が発症。大門が1人だけの手術を敢行する。岸部一徳が手術代の請求に出向く相手は萬斎だが、リモートでしか会ってくれず、毎度おなじみの西田敏行を訪ねて「メロンです」「請求書です」。 (新橋のネクタイ巻き)

zakzak

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