衆院選2021年秋

大阪19選挙区“当確リスト” 「吉村効果」で維新が自民を圧倒、10区立民・辻元氏は保守票割れで「漁夫の利」か

「新型コロナ対応で、日本維新の会副代表を務める吉村洋文府知事が結果を出し、府民の納得感を得てきた。この『吉村効果』で、維新が小選挙区も比例も圧倒しそうだ。逆に、岸田文雄総裁(首相)率いる自民党は苦戦を強いられている」

政治広報システム研究所の久保田正志代表は、大阪19選挙区の現状を、こう語った。

大阪は、昨年11月に維新が旗印としてきた「大阪都構想」の2度目の住民投票が否決されて以後、初の衆院選となる。どれだけ党勢を持ち直したかが注目される。

2017年の前回衆院選は、自民党と公明党がすみ分け、19選挙区のうち自民党は10選挙区で、公明党は4選挙区で手堅く勝利した。維新の勝利は、大阪17、18、19区の3選挙区にとどまった。

だが、10・31衆院選の現状は違うようだ。

久保田氏は「序盤戦で、維新の馬場伸幸幹事長(17区)と、遠藤敬国対委員長(18区)が抜けている。2人を加えて、『優勢』『やや優勢』なのは、維新11、自民党3、公明党4、立憲民主党1の選挙区」と分析する。

11区では、立憲民主党の平野博文代表代行と、自民党で前回比例復活の佐藤ゆかり元環境副大臣の前職2人に、維新の新人、前大阪府議の中司宏氏が挑む構図。

久保田氏は「平野氏は、地元のパナソニックグループ労組の支援を受けるが、縮小ぎみ。佐藤氏は、後援会などの混乱は収拾したが、所属する二階派の二階俊博前幹事長が失速した。中司氏は新人ながら、枚方市長や府議のキャリアがある。無党派層に浸透し、やや優勢だ」と分析した。

10区は最近、全国屈指の注目区となっている。立憲民主党の辻元清美副代表と、外科医で自民党の大隈和英厚労政務官、維新の新人、池下卓元府議が、やはり三つどもえの戦いを繰り広げる。

久保田氏は「辻元氏は歯切れの良い演説が人気で、系列の府議や市議が地方選で落ちても生き残ってきた。共産党も候補を立てず、保守票も割れたことで漁夫の利を得そうだ」と語る。

自民党の1区、大西宏幸防衛政務官と、2区の左藤章幹事長代理は総裁派閥・岸田派出身だけに負けられない。14区の長尾敬元内閣政務官は「保守派の雄」として知られ、先の通常国会では、幹事長室に阻止されたものの、中国の人権弾圧を非難する国会決議案の採択に奔走した。

zakzak

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