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阪神逆転Vへのキーマンは…ダルビッシュお墨付きの捕手・坂本 先発陣を好リード、バットでも貢献

ダルビッシュ有
ダルビッシュ有

逆転Vへ首の皮一枚の阪神は、坂本誠志郎捕手(27)の起用を最後の一手と位置づけている。先の対巨人3連戦(東京ドーム)から正捕手梅野に代えてスタメン抜擢(ばってき)。これが功を奏し2勝1引き分けで乗り切った。

3試合で巨人に与えた得点は僅か3点。全戦フル出場の坂本は青柳、伊藤将、高橋らの好投を引き出す一方、第2戦では菅野から今季初本塁打を含む2安打2打点とバットでも貢献した。

球団OBは「確かに坂本の起用で流れは変わった。元々リードはうまく、こんな勝負どころでは守りを固めて失点を防ぐのが鉄則。今後も捕手は坂本を軸に回す方が得策では…」と見る。

出身は兵庫県。大阪・履正社高-明大と進み、2016年、ドラフト2位で阪神入りするも、3年連続ゴールデングラブ賞の梅野の壁は厚く、17年の42試合出場が過去最多だった。

そんな坂本の名を広めたのはダルビッシュ有投手(パドレス)が昨年1月、海の向こうのインタビューで、バッテリーを組みたい捕手として何と阪神の控え捕手を指名したからだ。「キャッチングがうまいですよね。あの人を見ていると気持ちがいいし、どんなフレーミングなのか一度投げてみたいですよね」とも話していた。伝え聞いた坂本は面識がないこともあって驚いたが、捕手冥利に尽きるコメントに自信を深めたのはいうまでもない。

ムードメーカーらしい今季の発案の一つに「虎の金メダル」がある。自ら手作りしたおもちゃのメダルをホームランを放ったチームメートの首にかけ、ムードを高める演出だが、先の巨人戦では「まさか自分がかけるとは…」と照れ、ベンチは大いに盛り上がった。

ところで猛虎の奇跡といえば前回の東京オリンピックの1964年。残り7試合で首位大洋(現DeNA)とは3・5ゲーム差。逆転には直接対決4試合の全勝を含む6勝1敗の条件が必要だったが、これを見事クリアした。こんな奇跡を再び呼び起こすには残り8試合でも伏兵・坂本らの大暴れが求められる。 (スポーツライター・西本忠成)

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