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山下美月〝魔性の女性〟の一歩先へ 「じゃない方の彼女」

産経ニュース
山下美月(撮影・川口良介)
山下美月(撮影・川口良介)

不倫といえば、昨今インターネット上で炎上しがちな話題だ。本作の宣伝リリースには「今までにない、家族で見られちゃう不倫コメディー」と書いてあり、突っ込みどころ満載である。とはいえ、企画・原作を務める秋元康氏がありがちな図式の不倫ドラマを作るわけがない。

「もちろん実際の不倫は認めがたいものです。ただ、実際に脚本を読んだら、すごくコミカルで面白くて。現役アイドルが挑戦するにはハードルが高い題材だと思いましたが、だからこそ挑戦したい気持ちもあった。こういうことが起きたら、人間ってこういう行動をするんだ。こんな表情をするんだ…という、人間のリアルさが出た作品です」

本作で演じるのは女子大生の怜子(れいこ)役。ふとしたしぐさや言葉で、知らず知らず男性を魅了してしまう。既婚者である主人公の大学准教授、雅也(濱田岳)はエレベーター内でのトラブルを契機に、怜子に心ひかれていく。

「立場的に嫌味なものが出てしまう役どころだとは思います。ですが、実際に演じて思うのは『素直ないい子』。好きな人への思いで心が揺らぐ感じは共感できるし、毎週いいところで終わるんですよ。『え、そこで終わるの…!』って、続きが気になります」

子供の頃からメディアに触れるのが好きだった。テレビ、映画、ネットニュース…。そこには「自分の知らない世界」が待っていると感じた。13歳で芸能界での仕事を始め、平成28年にはアイドルグループ「乃木坂46」のオーディションに合格。演者としても実績を重ねている。

ここで本作のタイトルを改めて見てみると、なかなか奥深い。「じゃない方」とは「そうじゃない方」の略。結局、人間誰もが何かの「である方」であり、「じゃない方」である。

「自分もオーディションで選ばれないことは日常的にある。『じゃない方』のつらさは分かります。怜子ちゃんは多くの人から選ばれるのに、好きな人からは選ばれない。そこに魅力と面白さがある」

近年はドラマなどで「魔性の女性」役を相次いで演じてきた。本作で「自分自身の殻を一つ破りたい」と意気込む。

「怜子ちゃんみたいな『魔性』役のイメージがついてきたと感じますが、ここから一歩成長して、どんな役でもできる、いろいろな顔を見せられる人間になれたら」(本間英士)

やました・みづき 平成11年生まれ。東京都出身。28年、アイドルグループ「乃木坂46」の3期生オーディションに合格。俳優としても活動し、映画「日日是好日」やドラマ「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」「着飾る恋には理由があって」などに出演。女性ファッション誌「CanCam」専属モデルも務める。最近のマイブームは動画配信サイトで料理の動画を見ること。

「じゃない方の彼女」はテレビ東京、月曜午後11時6分。

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