田口が吠えた!ヤクルト、継ぎ早リレーで必殺虎斬り

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6回表を抑えたヤクルト・田口=神宮球場(撮影・今野顕)
6回表を抑えたヤクルト・田口=神宮球場(撮影・今野顕)
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(セ・リーグ、ヤクルト6-4阪神、23回戦、阪神12勝8敗3分け、10日、神宮)万雷の拍手に負けないような雄たけびを上げた。ヤクルト・田口が六回1死一、二塁で登板。糸井を空振り三振、梅野に四球を与えた後の島田を空振り三振に斬ると、力強く左拳を握った。

「中継ぎの大事な場面で投げさせてもらっているので、とにかく目の前のバッターからどんな形でもアウトを取る気持ちで挑みました」

また、チームのピンチを救った。五回に2点差を追いついた直後の六回。石山が粘りの投球を見せ、代打・糸井の場面でマウンドに上がった。8日の阪神戦(神宮)でも3点リードの七回2死満塁と一発が出れば逆転の場面で登板し、糸井を空振り三振。前日9日を含め3日連続でイニングの途中から登板し、全て無失点に抑えた。

3月に巨人からトレードで加入。移籍時には妻・芽衣さんに「チャンスだから一緒に頑張ろう」と背中を押され、新天地での一歩を踏み出した。優勝争いをするチームに溶け込み、「落ち込んでも楽しくない」とムードメーカーとして盛り上げる。ブルペンに入る際には「チョリース」と言葉をかけ、仲間を盛り上げている。

両軍合わせて計15人の投手起用。8投手を送り出した高津監督は「あの場面で熱く、冷静にいい投球してくれた。すごく大きな2アウトだった」と田口を絶賛した。6年ぶりの優勝を目指す燕の投手陣には、生え抜きのような輝きを放つ頼れる新戦力がいる。(赤尾裕希)