ドラフトで異例の展開、10球団が1位非公表のワケ “10年に1人の逸材”や甲子園のスター不在が影響か

 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」は11日の本番までに、1位指名を公表したのがわずか2球団という、近年にない異例の展開となった。

 昨秋ドラフトでは7球団が近大・佐藤輝(現阪神)、早大・早川(現楽天)らの1位指名を事前に明かして臨んだが、今年は4年連続で公言してきたヤクルトが沈黙を貫くなど、打って変わって10球団が秘密主義の戦略を採った。公言した2球団は、西武が大学生ナンバーワン左腕の西日本工業大・隅田知一郎投手、ソフトバンクは最速157キロ右腕のノースアジア大明桜高(秋田)・風間球打投手を指名する。

 ヤクルトの元チーフスカウト、鳥原公二氏(67)は「最近は公言する球団が多いので、こういう状況になるのは珍しい。どの選手も決定打がないので、決めかねているのではないでしょうか。他球団の状況など見極めて、当日の会議で最終決定するのだと思います」と分析。あえて公言するメリットについて、「1球団でも手を引いてくれればという狙い。西武もソフトバンクもくじに強いイメージが強いので、『競合では勝てないぞ』と他球団に思わせる戦略なのではないでしょうか」と説明する。

 “10年に1人の逸材”と称される目玉や甲子園のスターが不在で、注目選手といえども佐藤輝や早川のようにくじ引き覚悟で指名するレベルにはないのが実情のようだ。ある球団のスカウト担当は「いい選手が少ないのでどこも競合を避け、必要とするポジションを中心に指名するのではないか。今年は他球団の出方を見極めるのがかなり難しい」とこぼしている。

zakzak

  1. 巨人・原監督、殿堂入りで600人の大パーティー ただ1人欠席する大物とは…

  2. 【衆院選2021年秋】与野党“落選危機リスト”大物・著名候補28人 東京18区・菅直人氏が大接戦 大阪は三つどもえ 岩手3区・小沢一郎氏は高齢も意気軒昂

  3. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」

  4. 広島・長野、約8000万円の超高級車で球場入り「最高です」