心配な“温室育ち”若虎への強烈やじ 目の前でヤクルトがM点灯、矢野監督「辞めろ」怒号もスルー

7回、2死満塁で三振に倒れた糸井(左)と選手交代を告げる矢野監督
7回、2死満塁で三振に倒れた糸井(左)と選手交代を告げる矢野監督

逆転優勝に後がない阪神は8日、ヤクルトとの首位決戦(神宮)に1-4と敗戦。優勝マジック「11」を目の前で点灯されたことで、虎党の怒りは空振り采配を繰り返す矢野燿大監督(52)に向き始めた。

前日は最下位のDeNA戦に連投が続く中継ぎ左腕・岩崎を温存、終盤のピンチには指揮官自らマウンドで若虎・及川への喝が裏目に出て手痛い逆転負け。この日もシーズン終盤にようやく合流した高橋を今季初めて中5日で先発させたが序盤から点を奪われ、5回4失点で降板した。

自力優勝の可能性が消滅した試合後、三塁側内野席に陣取った虎党からは「矢野辞めろ!」「辞めてくれ!!」など怒号が飛び交ったが、わき目も振らずにスルー。報道陣には「終わったことは変えられない。どういう状況になっても俺たちの野球を見せていく」と話したが、7年ぶりのリーグ優勝を狙う燕との差は明らか。それ以上に心配されるのはコロナ禍の特殊事情で“温室育ち”となってしまった若虎へのやじだという。

神宮球場は構造上、勝っても負けても虎党の前を歩いて引き上げなければならない。ナインが「勝てば天国、負ければ地獄」を最も経験する場所として恐れられている。

球団関係者は「ルーキーやプロ2年目の若手はコロナ禍でしか野球をやれていない。やじはおろか、まともに応援団のトランペットの音さえ聴けない状況」。

チャンスで凡退したり、ミスした際には容赦ない叱責の声に耳を傾けるのもプロでは大事で「特にお客さんとの距離が近い神宮では厳しい経験をした方がいい。ただ、優勝も差し迫った今からだとある意味酷だね」と同情する。

幸い、この日出番がなかった佐藤輝は引き上げる際、名前を呼ばれると手を振って応えるだけで終わったが、16年ぶりの悲願達成がかかったこれからが正念場を迎えるのは間違いない。 (山戸英州)

zakzak

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