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日本初の女性総理誕生を“夫目線”でコミカルに描く 映画「総理の夫」 

中谷演じる凜子総理の言葉がぐいぐい響く
中谷演じる凜子総理の言葉がぐいぐい響く

 自民党総裁選で敗れはしたものの、今回は4候補のうち女性議員2人も大いに健闘した。そんな中、タイムリーな公開となった映画「総理の夫」では初の女性総理誕生に翻弄される夫がコミカルに描かれている。ありがちな政界への皮肉や批判だけに力点を置くのではなく、夫婦愛を軸に大切なものを問うストーリー展開が新鮮だ。

 夫の日和(田中圭)は、裕福な同族企業の御曹司で、鳥類研究所に勤務する“鳥オタク”。ある日、電波が届かない奥地の長期出張からの帰宅途中、着信履歴がびっしり並ぶ。少数野党の党首として活躍する妻の凜子(中谷美紀)が連立政権に担がれ、総理に就任していたのだ。

 パニック状態の日和は、内閣広報官の富士宮あやか(貫地谷しほり)から携帯にGPSをつけられ、日常生活も徹底的に管理される。母親で会長でもある崇子(余貴美子)や後継者の兄(片岡愛之助)からは、妻の経済政策を責められる。一方の凛子は、連立相手の“ドン”原久郎(岸部一徳)に裏切られ、ついに衆院解散を決意する。

 原田マハによる同名の原作小説は、中谷をイメージして書かれただけある。実にしなやかで力強い凜子総理は応援したくなるキャラ設定だ。やはり政治は言葉。届かなければ意味がない。一見、頼りなさげな日和は、同僚女性からハニートラップを仕掛けられたりもするが、鳥にも妻にも一途。後半、危機を乗り越えようとする夫の不器用な愛情表現に涙腺がゆるむ。 (中本裕己)

zakzak

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