ふるさと納税返礼品「ホタテ水着」がSNS上で話題に 真面目過ぎる大人たちの願い 東日本大震災がきっかけ

青森県むつ市が返礼品として登録したホタテ水着(同市提供)
青森県むつ市が返礼品として登録したホタテ水着(同市提供)

 年末に向けて申し込みが増えるふるさと納税だが、青森県むつ市が新たに返礼品に加えた「ホタテ水着上下セット」がSNS上で話題になっている。女優、武田久美子(53)の1989年の写真集をほうふつさせるが、誕生の裏には真面目過ぎる大人たちの願いが込められていた。

 返礼品のホタテ水着は、「丁度いい貝幅12センチ前後のホタテ貝」を3枚使用し、研磨加工も施されているという。ふるさと納税の専用サイトでは6000円の寄付金で手にすることができる。

 陸奥湾で養殖されるホタテ貝は全国第2位の生産量を誇り、同市では「引き立つ甘み」と「とろけるような食感」とアピールする。同市はここ数年、1億6000万円前後の寄付金を集めているが、今年度の2億円を目標に掲げる。

 市経済部ふるさと納税推進室の担当者は「趣向を変えた新しい返礼品を提供したいと考えた。水着として活用することは難しいかもしれないが、コロナが収束すれば、宴会などでゲーム感覚で使用してもらえるかもしれない」と期待を寄せる。

 ホタテ水着は返礼品として登録された9月29日までに101件の注文があった。専用サイトに掲載されている画像は、市内の洋服店から借りたマネキンにホタテ水着を着せ、市担当者数人で海へ行って撮影したものだという。

 これだけ注力するのは、寄付金額を増やす目的だけではなく、ホタテ水着が地元に一役買ってきたという理由もある。

 製造元である阿部商店の阿部学さん(49)によれば、商品の販売が始まったのは2011年。東日本大震災発生で集客が激減したことで過剰在庫となってしまったホタテの貝殻を明るい話題として発信したいと考えたことがきっかけで誕生したという。

 阿部さんは「8月に市内が豪雨被害もあり、地元を元気にしたいという思いだったが、早速話題になってありがたい。話題性はあっても、返礼品としては注文がゼロ想定だった」と笑う。

 専用サイトで一度のぞいてみてはいかが。

zakzak

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