ヤクルト優勝でも“銭闘”なし、唯一の懸念は正捕手中村 主力らは昨オフに契約更新済

5日は出番のなかった中村(左端)は一発のサンタナを出迎えた
5日は出番のなかった中村(左端)は一発のサンタナを出迎えた

 首位ヤクルトは5日の巨人戦(神宮)で1点差の逃げ切り勝ち。3年ぶりのシーズン勝ち越しを決め、20年ぶりの貯金20とした。選手がどれだけ活躍しても今オフに銭闘の心配がない球団フロントは、大船に乗った気持ちで6年ぶりの歓喜の瞬間を待ち受ける。

 今週は3位巨人、2位阪神と6連戦。先発小川は「トップバッターだったので。いい流れをつくりたかった」と6回2失点にまとめ、チームトップの9勝目(5敗)を挙げた。昨年オフは移籍を視野に国内FA権を行使も4年総額7億5000万円で残留。今季どんな成績でも来季の年俸は変わらないが、さぼることなく2年連続の2ケタ勝利に王手をかけた。

 昨オフは他の主力も、山田は取得した国内FA権を行使せず7年総額40億円で残留。青木も3年総額10億円で契約更新した。優勝となれば選手は軒並み年俸アップで球団財政にはうれしい悲鳴となりがちだが、ヤクルト幹部は「上がりそうなのは村上と中村だけ。あとは上がったところで、たかが知れている」と余裕しゃくしゃくだ。

 本塁打と打点の2冠が射程圏内で、MVPの呼び声も高い村上は今季年俸1億円から大幅増となりそうだが、まだ4年目で球団側も大モメするとは考えていない。中継ぎで61試合登板の清水は3600万円、8勝の奥川は1600万円、1番に定着した塩見も1350万円とまだ格安だ。

 唯一の懸念といえるのが正捕手の中村。昨季中に海外FA権を取得し、31歳となった今季で3年契約が満了となる。打棒でも自己最高の打率・288と攻守でチームをけん引し、ベストナイン受賞が濃厚だ。前出幹部は「中村のプライドをどこまで満足させることができるかの問題。3年前も出て行く感じはなかったが、そろそろ話をしなければいけない」と、シーズン終了前の残留交渉で誠意を見せる構えだ。

 球団ワーストの3年連続最下位阻止へ、昨オフは親会社のバックアップも得て必死の交渉を繰り広げた。その熱意が実る形で1年後の秋を迎え、選手もフロントも笑顔の大団円へ向かう。 (塚沢健太郎) =金額は推定

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