群馬・高崎市営の「TAGO STUDIO」が音楽レーベル

産経ニュース
デビュー曲のデジタルシングル「ピンクレモネード」を披露するKIE Anderson=高崎芸術劇場(椎名高志撮影)
デビュー曲のデジタルシングル「ピンクレモネード」を披露するKIE Anderson=高崎芸術劇場(椎名高志撮影)

今年で開館7周年を迎える群馬県高崎市営のプロ専用レコーディングスタジオ「TAGO STUDIO TAKASAKI(タゴスタジオ・タカサキ)」が音楽レーベルを立ち上げた。県内で活躍するアマチュアミュージシャンを世界へ向けて発信する新たな取り組みで、4日には第1弾デビューとなる女性シンガー・ソングライターのお披露目会見が行われた。

同スタジオは全国でも類を見ない自治体が設置する国内でも一流のレコーディングスタジオ。作曲家で音楽プロデューサーでもある多胡邦夫さんが運営責任者を務め、これまでに300近い作品を世に送り出してきたという。

レーベルは「TAGO STUDIO RECORDS TAKASAKI」で、多胡さんは「群馬や高崎に転がっている原石を磨きながらプロとして世に出るまで一緒に持ち上げていきたいという思いで立ち上げた」と話す。富岡賢治市長も「マンチェスターはビートルズ、メンフィスはプレスリー、高崎サウンドは高崎という時代が来ることが夢。その方向に向かって第一歩が確実に進んだ」と手放しの喜びよう。

デビューしたのは安中市出身で高崎市在住のKIE Anderson(キエ アンダーソン)(24)。「ずば抜けた歌心の力」(多胡さん)で、2年前の同スタジオミュージックフェスティバルで最優秀賞を獲得した。デビュー曲は多胡さんとともに練り上げたデジタルシングル「ピンクレモネード」。この日はアップテンポの作品を伸びやかな声で歌い上げた。中学2年生から高崎駅で路上ライブを行っていたという歌好きで、「マイケル・ジャクソンぐらいになれたらいい」と夢は大きい。

今後について多胡さんは「群馬はスーパーバンドが出ている土地柄。バンドサウンド、人間が演奏する情熱を閉じ込められるようなレーベルにしたい」と意気込んだ。

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