中国による異常な“台湾挑発” 4日、中国軍戦闘機など56機が防空識別圏進入 識者「日本の新内閣発足や次期衆院選も意識」

習近平国家主席率いる中国が、台湾に異常な軍事的挑発を続けている。台湾の防空識別圏(ADIZ)に4日、1日で過去最多、56機もの中国軍戦闘機などを進入させたのだ。1日以降、連日続く進入機は計149機となった。「自由」「民主」「人権」「法の支配」の危機。海上自衛隊は同日、米英など5カ国の海軍と沖縄南西海域で2~3日に共同訓練を実施したと発表した。

「台湾への軍事、外交、経済的な圧力と威圧を止めるよう中国に強く求める」「米国の台湾関与は堅固なものだ。台湾海峡の平和と安定の維持に向け役割を果たす」

米国務省のネッド・プライス報道官は4日の電話記者会見で、中国を牽制(けんせい)した。

台湾ADIZに進入したのは、中国軍の戦闘機「殲16」38機や、爆撃機「轟6」12機、対潜哨戒機「運8」2機など。

中国外務省の華春瑩報道局長は4日、米国の懸念について「無責任なシグナルだ」と反発。米国による台湾への武器売却や軍事連携について、「断固反対し、必要な対応を取る」という談話を発表した。

自由主義諸国も黙っていない。

海上自衛隊は4日、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化するため2~3日、米海軍と英海軍、オランダ海軍、カナダ海軍、ニュージーランド海軍と沖縄南西海域で共同訓練を実施したと発表した。

海自は護衛艦「いせ」や「きりしま」、米海軍は原子力空母「ロナルド・レーガン」と「カール・ビンソン」、英海軍は最新鋭空母「クイーン・エリザベス」、オランダ海軍はフリゲート艦「エファーツェン」、カナダ海軍はフリゲート艦「ウィニペグ」、ニュージーランド海軍はフリゲート艦「テ・カハ」などが参加した。

中国軍の異常な挑発をどう見るか。

評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「中国軍機のADIZ進入の目的は、台湾や日米英への軍事的牽制にあるが、日本の新内閣発足や次期衆院選も意識している。中国機は現在、台湾西側のバシー海峡周辺を飛行しているが、沖縄県・与那国島に近い東側の上空に近づけば、日本の『存立危機事態』に迫る。日米英などの共同訓練は、相当数の艦船が参加しており、『大演習』といえる」と語っている。

zakzak


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