勝みなみ、米ツアー挑戦の秘密 「早く一緒に戦おうよ」しぶこの誘いと悲願タイトル獲得で世界へ

同じ“黄金世代”の渋野に導かれ、勝みなみも米国を目指す
同じ“黄金世代”の渋野に導かれ、勝みなみも米国を目指す

 ■国内女子ゴルフ「日本女子オープン選手権」最終日(4日、栃木・烏山城CC=6550ヤード、パー71)

 最終18番はボギー。勝利のガッツポーズは小さかったが、「心の中ではすごくうれしかった」。初の4大大会のタイトルを手にした、勝みなみ(23)である。

 その“勝ちっぷり“を、5位タイの渋野日向子(22)がこう解説してくれた。「勝っちゃんだけ違うコースを回ってた。3日目が終わって、あれだけアンダー(22人)いたのに、最終日はセッティングが難しく少なくなった(9選手)。私も必死にやって4日間で2アンダー…。さすが私ら“黄金世代”(1988年度生まれ)の道を切り開いてくれた第一人者です」。

 1、2番でパーオンを逃す苦しい状況も、勝はそれぞれ5メートル、4メートルをねじ込みパーセーブ。「あれを耐えられたのが大きかった」。直後の3番(パー5)のバーディーにつなげた。他の選手が苦しむなか6バーディー、1ボギーの66。2位に6打差をつけ、14アンダーの圧勝だった。

 大きな夢がある。2023年からの米ツアー参戦を目指した、来年の予選会(Qスクール)への挑戦である。もともと米志向はあり、2年前からパワートレーニングを取り入れて体を一回り大きくした。飛距離が伸びてパワーゴルフにも対応できるようになったうえ、「いろんな人に背中を押されている」。今年の6月、全米女子オープン出場時に久々に渋野と会い、その気持ちがさらに強くなっていた。<page/>

 渋野の告白…。「勝っちゃんもアメリカを目指している感がある。『早く一緒に戦おうよ』と言いました。いつかアメリカで戦える存在ですからね」。

 勝の告白…。「6月にしぶこに会って『いいな』と思ってたんです。その後忘れてて、8月の上旬かな。『よし、今年のQT(12月上旬の最終予選会)受けよう』って。でも締め切りが過ぎてたんです」。

 とはいえ、今回のメジャー大会勝利で3年のシード権も得た。「そこは大きい。来年はQTを受ける方向で考えてます」。しぶこの誘いとビッグタイトルで勝の夢はいま、日本から世界へと広がった。 (清水満)

zakzak

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