青天を衝け、大倉孝二の熱演でネットに“大倉重信”ファン爆誕!「大隈さん」トレンド入りで「理想の上司過ぎる」の声

イザ!
大隈(大倉孝二、左)と栄一(吉沢亮)、後ろは伊藤(山崎育三郎) (C)NHK
大隈(大倉孝二、左)と栄一(吉沢亮)、後ろは伊藤(山崎育三郎) (C)NHK

NHK大河ドラマ「青天を衝け」の第29話が放送された3日、SNSで、俳優・大倉孝二演じる大隈重信が「理想の上司だ」などと話題になった。ツイッターではこの日「大隈さん」がトレンド入り。大倉が見せる絶妙な演技に視聴者からたくさんのコメントが寄せられた。

俳優・吉沢亮が主演を務め、新一万円札の顔ともなる実業家、渋沢栄一の人生を描く「青天を衝け」。栄一は近代国家建設のため、新政府の上層部に制度改革の素案作りにあたる「改正掛」の設置を提言し、この日は、そんな栄一が上司の大隈や伊藤博文(山崎育三郎)のもとで職務に励む様子が描かれた。

そのなかで、日本が、輸出品である生糸の品質向上をフランスから強く求められたことを受け、養蚕について議論を交わすシーンがあった。日本にも生糸の工場を建てることが急務だと話す大隈だったが、実は、生糸ができる仕組みをまったく理解していなかった。「ばってん、そもそも、虫からどがんして糸が出てくっとか?」と首をひねる大隈。さらに「工学であるか?化学であるか?」と素っ頓狂なことを言い出す上司に、栄一は「何を言っておるのか!」と驚き、「お蚕さまを育てたことがないのですか!?」と質問した。

「あるわけなかじゃろ…」とつぶやく大隈に、栄一は生糸ができる仕組みを丁寧に解説。蚕が口から糸を吐くと話したところで、大隈が「口から糸!?わいは、おいにホラば吹く気か!」とブチ切れると、栄一は「ホラではありませぬ!」と制し、「こう、口からほわぁ~と白い糸を吐き、その糸で体を覆い繭になる。その繭をよぉく乾かしてから煮て、刷毛でちょいちょいとやって糸口を出す。それを何本も何本も繰り合わせて糸車でグルグルグルグル~っとやって、ようやく糸になるんです」と身振りを交えて説明した。

話を聞いていた大隈の妻、綾子(朝倉あき)も「絹とはそうやってできるのですか!小さな虫からこのように美しいものが…」とビックリ。栄一が「…ったく。生糸の何たるかも知らねえで、よくもまぁ『国産品随一の生糸』などと申されたものだ!」と呆れると、大隈も怒り心頭。2人は睨み合うが、大隈は何も言い返すことができず、悔しそうな表情を浮かべた後、「よし!官の中で養蚕のことば一番知っとるとは渋沢や!養蚕のことは君に任す!」と述べ、栄一にこれを一任した。

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