現役引退の白鵬、親方承認もいばらの道? 問題行動に“物言い”で史上初の誓約書まで求められ

新米親方にこんなパフォーマンスはもう許されない
新米親方にこんなパフォーマンスはもう許されない

 引退の意向発覚から3日。ようやく横綱白鵬(36)=宮城野=の現役引退と年寄「間垣」襲名が9月30日、日本相撲協会に承認された。

 本来ならこの日の年寄総会にスーツ姿で現れ、新米親方としてあいさつしていたはず。しかし、これまでの問題行動に“物言い”がついて承認が遅れ、協会が「白鵬の名跡襲名について」と題した経緯書を配布するという異例の事態となった。

 5月に白鵬が間垣株を継承した際、年寄資格審査委員会は行動を正すよう忠告。ところが、名古屋場所千秋楽で立ち合いの肘鉄など荒々しい相撲を取り、8月の東京五輪では協会に許可なく柔道会場に出向くなど改善は見られなかった。今月29日の審査委では襲名に反対意見こそ出なかったものの、裁決せず理事会に丸投げ。白鵬が史上初の誓約書を書くことで、やっと襲名が認められた。

 もっとも、理事会に出席した外部理事が「まさか年寄を襲名しないわけにはいかないでしょう。あれだけの功績があるんだから」と明かしたように、大功労者を親方にしなければ世間の反発は必至。“白鵬斬り”を断行もできず、協会は渋々承認するしかなかった。

 優勝45回の大横綱ではあるが、九州場所(11月14日初日・福岡国際センター)では新米親方として場内警備から新たなスタートを切る。手ぐすねを引いて待っている親方もいるだろう。理事選で落選した貴乃花親方が、わずか3場所でイビリ出されるようにして退職に追い込まれたのと同様、白鵬にもいばらの道が待ち受けている。 (塚沢健太郎)

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