トラとら虎

打線リードする“チームファースト”若虎・近本、目標は100得点

チームのためにバットを振る近本
チームのためにバットを振る近本

 阪神の近本光司外野手(26)は(1)首位打者(2)最多安打(3)盗塁王のタイトルに挑みながら、猛虎打線をリードしている。三つ巴の熾烈な優勝争いの最中、個人タイトルについて話すのはタブーと近本は思うが、優勝への大きな条件の一つに彼のタイトルを獲得するほどの大活躍が挙がるのは確かである。

 24日現在、打率・314は1位の鈴木誠(広島)と僅か1厘差。151安打は2位の佐野(DeNA)、大島(中日)に12本差をつけてトップ。盗塁は同僚の中野が23個で1位だが、これにも1個差と肉薄している。いずれの部門も射程内で、全てを手中にする可能性は十分ある。

 3年目の今季も出足は悪かった。30試合消化時点で打率2割4分台。それでも矢野監督がリードオフマンを託し続けたのは、上昇を信じて疑わなかったからだろう。8月に月間打率・403をマークするなど夏バテ知らず。チームのなかでただひとり全試合出場を続けるあたり頼もしい。

 過去2シーズンは走り屋のイメージが強かった。2019年の入団から2年連続盗塁王に輝いたせいだが、今年の開幕前は「打者としても評価されたい」とバットマンとしての本音を吐露。外野手なら当然で、首位打者か最多安打のどちらかひとつでもタイトルを取れば打者としても一流の証しになる。

 これに関連してもっと四球で歩けば打数が減り、打率は上がると勝手に思っていたが、本人は打ってチームを活気づけるプレースタイルにこだわりを見せる。今季も同日現在の29四球は主力打者としてはかなり少ない方だが、第1ストライクから積極果敢にバットを出す姿勢を変える気持ちなど毛頭ないのである。

 あと20と迫るシーズン100得点は、タイトルより何よりクリアしたい記録だそうだ。常にチームファーストを念頭にプレーする近本らしい目標ではある。 (スポーツライター・西本忠成)

zakzak

  1. キッチンで使える。電気がいらない生ごみ処理機「自然にカエルS」

  2. 【衆院選2021年秋】与野党“落選危機リスト”大物・著名候補28人 東京18区・菅直人氏が大接戦 大阪は三つどもえ 岩手3区・小沢一郎氏は高齢も意気軒昂

  3. 市から突然1300万円請求…なぜ? 年金生活の80代女性に 専門家「今後数年で同様の高額請求を受ける人は増える」

  4. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」