TPPの中国排除めぐる対応が“新総裁の試金石” 求められる中台への舵取り 屋山太郎氏「ルール守らない国には断る理由述べるだけ」

総裁選で激突した(左から)河野氏、岸田氏、高市氏、野田氏
総裁選で激突した(左から)河野氏、岸田氏、高市氏、野田氏

 自民党総裁選は29日午後、国会議員による投票が東京都内のホテルで行われ、党員・党友票と合わせて開票される。河野太郎行革担当相と、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相が競り合っており、上位2人による決選投票の公算が大きい。誰が勝者となっても、国民の生命と財産を守り抜き、国内外の課題に立ち向かう能力と覚悟が試される。日本は今年、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の議長国を務めている。中国と台湾が相次いで加盟を申請したことで、新総裁・新首相には毅然(きぜん)とした対応が迫られそうだ。

 「(他のTPP参加国と相談しながら)戦略的な観点も踏まえて対応する必要がある」

 「歓迎したい。戦略的観点や国民の理解も踏まえて対応したい」

 2つのコメントは、いずれも茂木敏充外相の発言である。前者は、習近平国家主席率いる中国共産党政権が16日、TPP加入申請を発表したことを受けたもので、後者は、蔡英文総統の台湾が23日、加入申請を発表した際のものだ。

 高い水準の貿易自由化を目指すTPPは「中国包囲網」の意味合いがあるだけに、コメントに温度差があるのは当然といえる。総裁選に出馬した4候補も24日、党主催のオンライン討論会で、台湾のTPPへの加盟申請を歓迎し、支援する考えを示した。

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