北ミサイル、短距離を低空飛行 新型か

産経ニュース
北朝鮮によるミサイル発射をイメージ映像とともに伝える韓国のニュース=28日、韓国ソウル市の地下鉄駅(AP)
北朝鮮によるミサイル発射をイメージ映像とともに伝える韓国のニュース=28日、韓国ソウル市の地下鉄駅(AP)

【ソウル=桜井紀雄、ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮は28日午前6時40分ごろ、内陸部の慈江道(チャガンド)舞坪里(ムピョンリ)付近から日本海に向けて短距離ミサイル1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が発表した。北朝鮮は15日に短距離弾道ミサイルを発射したばかり。新型長距離巡航ミサイルを11、12日に試射したことも公表しており、新兵器開発を加速させる姿勢を鮮明にした。

韓国の聨合ニュースによると、今回のミサイルの飛距離は200キロに満たず、最高高度も30キロ程度だったもようだ。北朝鮮が「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」と称して発射してきた事実上の短距離弾道ミサイルと飛距離や高度は似ているが、速度を含めた飛行特性が過去に発射したミサイルとは異なっており、発射実験の行ったことのない新型だった可能性もある。

北朝鮮で28日は国会に当たる最高人民会議の開催日とされ、国威発揚の狙いもありそうだ。

日本政府関係者は、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとの見方を示した。米インド太平洋軍は今回の発射について「北朝鮮の不法な兵器開発が(地域を)不安定化させることを浮き彫りにした」とする声明を発表した。

北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使は発射直後、米ニューヨークでの国連総会で一般討論演説を行い、朝鮮半島で対立が続く原因は米国による北朝鮮への「敵視政策」にあると批判。ミサイル発射には言及せず、「われわれには自衛的権利がある」と兵器開発を続ける姿勢を示した。

金氏は大陸間弾道ミサイル(ICBM)に触れ、「強力な攻撃手段もあるが、誰かを狙うために使いたくない」と述べた。「世界最大の核保有国の米国がわれわれを敵対視したため、核を保有することになった」と核兵器開発も正当化した。

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