自民党総裁選 野田聖子氏インタビュー 「閣僚の半分は女性を起用する」 「こどもまんなか庁」の設置、比例復活当選の廃止

野田氏は、報道各社のインタビューで大胆な改革策を披露した(共同)
野田氏は、報道各社のインタビューで大胆な改革策を披露した(共同)

 自民党総裁選(29日投開票)に出馬した野田聖子幹事長代行が、報道各社のグループインタビューに応じた。告示日(17日)ギリギリで出馬に必要な推薦人20人を確保し、「4度目の正直」で初めて挑戦権を得た。子供に関する政策の司令塔となる「こどもまんなか庁」の設置や、議員定数削減、比例復活当選の廃止、自身が思い描く「野田内閣」の布陣など、幅広く語った。

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 「推薦人として応援してくれる同志は大変、心強い。コロナ禍後の日本をどう作るのか、ダイナミックな議論をしたい」

 野田氏は語った。「政治の力で多様性のある社会を築きたい」との思いで、35年近くの政治家人生を送ってきたという。

 「多様性ある社会をつくるのに、いまこそパラダイムシフトが必要だ。その1つが子供や女性を真ん中に置いた政策を取ることだ。新たな日本を見せることで持続可能性が生まれる。こうした議論を『見える化』するためにも『こどもまんなか庁』をつくり、予算や人を凝縮させる。人口減少を止め、自衛隊や警察、消防、海上保安庁など、国の安全保障を担う『人財』不足をカバーする。防衛を考えるうえで、定員割れが続く自衛官には、処遇改善のための防衛費を存分に付ける」

 もう1つのパラダイムシフトは「国会議員の定数削減」「比例復活当選の廃止」だ。

 「2012年の党首討論で、民主党の野田佳彦首相と野党・自民党の安倍晋三総裁は『定数の大幅削減』を約束したが、これが守れていない。現行の小選挙区比例代表並立制では、落選しても比例復活できる。これでは『選挙とは一体、何なのだ』となる。有権者は納得していない。復活当選を見直すべきだ」

 野田氏はかつて、中曽根康弘元首相から「政治家は常に首相を目指し、自分ならばどう組閣するかも考えておくべきだ」と言葉をかけられた。以来、自分なりの閣僚リストを予想し、毎年更新している。

 「これだけ長年、議員活動をしていると、専門性が高く、素晴らしい女性にも数多く会える。そんな女性たちに光を当てたい。閣僚の半分は女性を起用する。すでにリストアップもしている。民間人も登用したい」

zakzak


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