有本香の以読制毒

河野氏、親族企業問題で説明不足 合弁する中国巨大企業「BOE」にウイグル人強制労働疑惑 誠実な姿勢の野田氏と対照的

 河野、野田両氏の違いの第2は、自身の親族に関する「疑惑」への説明姿勢、第3は対中姿勢だ。

 野田氏は22日、自身のツイッターに「私が夫を信じる理由」と題した連続ツイートを投稿した。筆者はこれまで、野田氏の配偶者の過去には触れずに来たが、週刊新潮との裁判で「認定」されたことが事実だろうと漠然と思ってきた。

 しかし、実際はそう単純な話ではなく、現在も係争中とのことだ。その結果がどうあれ、野田氏が、最も話し難い件を、SNSで直接説明しようと努める姿勢は誠実に映る。

 対照的に、河野氏の親族企業に関する説明不足感は強くなる一方だ。

 河野氏が株式を保有し、父の洋平氏が会長、実弟が社長を務める「日本端子」(神奈川県平塚市)に関する「疑惑」がネット上を騒がせ始めたのは先週後半のことだ。

 21日の記者会見で、本紙「夕刊フジ」の記者がこの件を質問したが、河野氏の答えは「私の政治活動に影響を与えるということは全くない」「資産報告を毎回しっかりやっており、問題はない」だった。

 ネット上にも「河野擁護」らしき声が上がった。「違法ではない」「中国進出している企業は山ほどある」「麻生太郎副総理も、鳩山由紀夫元首相(の関連企業)も同じだ」「中国進出企業が現地で合弁させられるのは常識だ」など。どれも一見、もっともらしいが、そんなことは河野氏に疑問を抱くネット民の多くとて先刻ご承知だろう

 海外事業がほぼ中国のみで展開されている「日本端子」について、多くの国民がいぶかしく思うのは、不釣り合いな合弁相手だ。

 同社のサイトによると、関連会社である北京日端電子有限公司(北京市)の合弁相手は「北京京東方科技集団股分有限公司(BOEテクノロジーグループ)」だという。ディスプレーで世界屈指のシェアを持ち、営業規模2兆円を超える大企業が、100分の1以下の規模の日本の中小企業に、特例的な株式比率での合弁を許してきた。その理由は「日本端子が、河野ファミリーの会社だからではないか」と誰もが思う。

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