台湾フルーツ、日本で食べられない!? パインに続き中国が輸入停止、再び政治的圧力か 冷凍ものなら輸入可能

クリーミーな食感が特徴のバンレイシ(AP)
クリーミーな食感が特徴のバンレイシ(AP)

 中国がまたも台湾産果物の禁輸措置に乗り出した。対象になったのは「バンレイシ」と「レンブ」という果物で、害虫が検出されたための措置と中国側は主張するが、政治的圧力も見え隠れする。3月にパイナップルが輸入停止となった際には日本が輸入するなど支援の輪が広がったが、今回の果物を日本で食べることはできるのか。

 「中国が警告なしにバンレイシとレンブの輸入を停止した」「中国による国際規範の違反に非難する」

 台湾の蔡英文総統は20日、ツイッターにこう投稿した。中央通信社が運営する日本語サイト「フォーカス台湾」によれば、今回の措置を受け、台湾の行政院(内閣)農業委員会の陳吉仲主任委員(閣僚)は、世界貿易機関(WTO)への提訴も辞さないとしている。

 中国が輸入停止としたバンレイシは、釈迦の頭のような形をしていることから「釈迦頭(シャカトウ)」とも呼ばれる果物で、糖度が17~25度と甘く、クリーミーな食感が特徴だ。レンブは「ワックスアップル」とも呼ばれ、光沢のある表面と鈴のような形が特徴、爽やかな酸味が特徴でリンゴと梨を合わせたような味だという。いずれも温暖な地域で栽培されており、沖縄県産など国産品は一部で流通している。

 台湾産のバンレイシとレンブは中国が主な輸出先となっていたことから、台湾側は今後は日本をはじめ東南アジアへの市場開拓も加速させたい意向だというが、現時点では台湾産は日本には輸入されていない。

 果実や果菜類に甚大な被害を与えるミカンコミバエ種群の幼虫が寄生する可能性があるためで、中国などから日本への輸入も禁止されている。

 バンレイシは、2018年に急速冷凍技術が開発されたことで冷凍品が日本に輸入されている。ネットなどで購入することができ、2個で4000円程度と少々お高めだが、アイスクリームのような感覚で食べることができるという。

 台湾の駐日代表部に当たる台北駐日経済文化代表処は「冷凍加工したバンレイシについては、現在のところ輸入量はあまり多くありません。解凍した際に味への影響が出ないよう、台湾の試験機関で鳳梨釈迦頭(バンレイシを品種改良したもの)の急速冷凍の研究開発を終え、メーカーで商品化に取り組んでいるところです。安定した供給ができるようになりましたら、この急速冷凍した鳳梨釈迦頭の日本への輸出が拡大されることになります」と回答した。

 今後、日本でも気軽に台湾産バンレイシとレンブを楽しむことができれば、支援の輪が再び広がるかもしれない。

zakzak

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