巨人・丸が復活も一難去ってまた一難、守護神・ビエイラの誤算でツバメが遠のく 

 巨人は24日の阪神戦(東京ドーム)に6-6の引き分け。長らく懸案だった丸佳浩外野手(32)に一時は勝ち越しとなる久々の一発が飛び出すなど5打数2安打2打点の活躍。一方で右肘違和感による戦線離脱からのぶっつけ登板となった守護神チアゴ・ビエイラ投手(28)は1点リードを守り切れなかった。

 「まあ、6点でよく抑えたっていうところ。まあ、6点も…。まあ、しかし、6点もよく取った。両軍7点目が取れなかったというところでしょうね」。試合後の原辰徳監督(63)のコメントに、勝ち切れなかった悔しさが表れた。

 3回に主砲・岡本和の38号3ランで同点に追いつき、なおも2死二塁から不調にあえいでいた丸が1日以来の17号勝ち越し2ラン。広報を通じたコメントでは「しっかりと準備ができていいスイングができた。岡本さんの作った流れに乗ることができてよかったです。岡本さんありがとうございます」と、喜んだ。

 試合前には原監督がティー打撃のトス役を務め、入念に助言。指揮官は丸に19日の阪神戦(甲子園)、前カードの21-23日広島戦(マツダ)でも直接指導。阪神との大一番で結果を残した意義は大きい。

 誤算は最終回だ。9日に右肘の違和感で出場選手登録を抹消されていたビエイラは2軍戦での調整登板を経ずに21日から再昇格していたが、出番はなくこの日の1点リードの9回がぶっつけ本番。チーム関係者は「状態が戻っているのか、楽な場面で投げさせて確認した方がいいんじゃないか」と心配していたが、不安は的中。先頭打者をストレートの四球で歩かせ、同点二塁打を打たれるなど1回1安打2四球1失点と今後の起用に懸念を抱かせた。

 一難去ってまた一難。その間にヤクルトの背中はじわりと遠のいている。(片岡将)

zakzak

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