名門の都心回帰、入試の地殻変動となるか 中央大法学部が多摩から茗荷谷キャンパスに移転 専門家「来年の志願者増える」

2023年に法学部の移転が予定されている中央大の茗荷谷キャンパス=東京都文京区
2023年に法学部の移転が予定されている中央大の茗荷谷キャンパス=東京都文京区

コロナ禍で迎える2度目の大学入試シーズンで、台風の目となりそうなのが2023年に東京郊外の八王子市から文京区の茗荷谷(みょうがだに)キャンパスに移転する中央大法学部だ。「都心回帰」は再来年だが、専門家は来年の入試からすでに人気化すると予測する。

1885年に開校した英吉利(イギリス)法律学校が前身の中央大は、多くの卒業生を法曹界に送り出した法学部が看板で、同学部はMARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の中でも突出した難易度を誇る。7日に合格発表があった21年度司法試験でも、中央大法科大学院は全体で5番目に多い83人の合格者だった。

法学部を含む文系4学部は1978年に八王子市の多摩キャンパスに移転したが、都心部から遠く敬遠される側面もあったという。

22年の法学部新入生は、大学2年から都心回帰の恩恵を受ける見込みだが、受験関連の分析に定評のある「大学通信」常務取締役の安田賢治氏は「来年度入試から法学部の志願者は増えるだろう。1年間は多摩キャンパスで過ごすことになるが、その後1年生から茗荷谷キャンパスに通えるようになれば人気はさらに高まるので、倍率が上がり切る前に合格してしまおうという動機だ」とみる。

ここ数年の大学入試では法学部の志願者が減少傾向にあり、20年度入試では大阪大法学部の2倍を切ったことも話題になった。しかし、来年度入試では中央大に限らず法学部の志願者が増えると安田氏はみる。

「コロナ禍で留学の見通しが立たないことから国際系学部の志望者が法学部に流れ込んでくる。コロナ禍に伴う不況で公務員への就職を希望する学生が増え、資格にもつながる背景から法学系や教育系学部の人気が高まっている」

中央大の都心回帰で私大入試に地殻変動が起きるのか。

zakzak

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