ヤクルト・村上、満月満弾!中秋の名月より輝き放った一回36号、最年少シーズン100打点見えた

サンスポ
村上が一回に放った通算101号は、先制のグランドスラムとなった(撮影・荒木孝雄)
村上が一回に放った通算101号は、先制のグランドスラムとなった(撮影・荒木孝雄)
夜空に浮かぶ中秋の名月が、村上を照らした(撮影・荒木孝雄)
夜空に浮かぶ中秋の名月が、村上を照らした(撮影・荒木孝雄)

きょうこそ奪首だ!! ヤクルト・村上宗隆内野手(21)が21日、DeNA18回戦(横浜)の一回に右翼席中段に飛び込む、36号満塁本塁打を放った。19日にプロ野球史上最年少の通算100号を達成した若き4番の〝101号〟は、通算3本目で今季初のグランドスラム。シーズン96打点で、史上最年少となる21歳シーズンでの100打点達成も視野に入れた。チームは5―2で快勝し、4連勝(2分け挟む)を飾った。

満月の夜には何かある-。一回無死満塁。村上が振り抜いた打球は暗くなり始めた横浜の夜空に舞った。右翼席中段へ36号の満塁弾。どよめく敵地で表情を変えずにダイヤモンドを一周した。

「初球から打つつもりで打席に立った。(カーブは)頭にはなかったですけど、うまく反応することができて最高の結果になった」

バックネット後方に浮かび上がった満月での中秋の名月。8年ぶりとなる特別な夜にグランドスラムが飛び出した。19日の広島戦で、1989年の西武・清原和博(21歳9カ月)を抜くプロ野球史上最年少の21歳7カ月で通算100号に到達したが、2日後の101本目もど派手に決めた。

新たな偉業達成も見えてきた。36本塁打、96打点でともにリーグトップの巨人・岡本和に1本、4打点差と迫り、「(タイトルは)もちろん取れるものは全部取りたい」と意欲十分だ。シーズン100打点は目前。21歳シーズンでの到達となれば、こちらも史上最年少記録となる。

背番号55の大先輩も注目している。巨人やヤンキースなどで日米通算507本塁打を放った松井秀喜氏(47)がこの日、米ニューヨーク近郊で慈善ゴルフイベントに参加。メジャーで活躍中の大谷とともに村上についても、「あの年(齢)でこれだけ打つというのはね。彼(村上)も大谷選手と一緒で逆方向に大きいのが打てる。技術もあるし、パワーもある」と絶賛した。

2009年。当時ヤ軍の松井が、日本選手初のワールドシリーズMVPに輝いた。当時9歳だったが、「生まれたときからスーパースターだった。ワールドシリーズで本塁打を放ったのは印象に残っている」とその勇姿を目に焼き付けた。試合後に松井氏の言葉を聞き、「すごくうれしく思いますし、本当に目指すべきところは松井秀喜さんのようなバッター」と決意を新たにした。

「とにかく優勝することだけを目指している」と村上。燕の主砲が放つアーチが、新たな伝説を作る。(赤尾裕希)

★中秋の名月とは (明治5)年まで日本で使われていた、月の満ち欠けをもとに1カ月の日付を決める太陰太陽暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のこと。中秋の名月と満月が同日になったのは2013年9月19日以来、8年ぶり。

データBOX

(1)ヤクルト・村上が一回に36号満塁弾。37本塁打で両リーグトップの巨人・岡本和に1本差と迫った。4打点を挙げて、今季96打点。100打点で同トップの岡本和に4点差。今季の村上は21歳シーズン(2000年2月生まれ)。残り31試合で4打点以上を挙げれば、岡本和が高卒4年目の18年に22歳シーズンで100打点を達成した、シーズン100打点以上のプロ野球最年少記録を更新する。
(2)村上の満塁本塁打は19年7月3日、20年7月2日のともに広島戦に続いて自身3度目。今季のプロ野球では9月17日のヤクルト・塩見に次いで15人目(15度目)で、球団2人目。

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