プロ野球実況中継

実況の土台を作ってくれた元ニッポン放送・深沢さんに心から感謝です 家族葬のお通夜に突如、長嶋茂雄氏が…絆を実感

 元ニッポン放送の深沢弘アナウンサーが去る8日に亡くなりました。コロナ禍の中で一応、家族葬の体を取っていましたが、15日のお通夜には親友の長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督がいらっしゃいましたからびっくり。改めてお二方の絆を実感した次第です。

 深沢さんが試合後に田園調布の自宅に招かれ、打撃練習に付き合ったというのは有名な話ですが、そこまでの信頼を得る前に、深沢さんは長嶋さんのバッティング練習を常に同じ角度から観察し続けていました。

 やがて長嶋さんが調子を落としたときに、「どこかズレている?」と質問され、「グリップがほんの少し下がっているかもしれません」と答えたそうです。「俺はミスターの鏡になろうとしたんだよ」と、深沢さんからお聞きしたことがありました。

 そんな話を伺って、私も2回ほどチャレンジをしたことがあります。

 1度目は巨人に元木大介選手(現ヘッドコーチ)が入団したとき。当時流行っていたハンディカムを購入して、キャンプからずっと定点観測をしたのですが、動画の撮り方も稚拙だったのか、なんの収穫もありませんでした。

 2度目は松井秀喜選手が若かった頃。常にケージの反対側からフリー打撃を見続けました。幸い松井選手は比較的にフォームが変わる(変わったように見える)ことが多かったので、「ねぇ、グリップの上げ方が大きくなった?」などと質問をしたことがありましたが、大概は「あんまり関係ないと思うよ」とあしらわれていました。真剣さが天と地ほど違うんでしょう。

 アナウンサーとしては足元に及ぶことすらできなかった深沢さん。でも、こと実況に関しては土台からきっちりと作っていただいたことでこそ、今があると心から感謝しています。

 長い間、本当にありがとうございました。安らかにお休みください。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

zakzak

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