ダッグアウトの裏側

父超え45発!22歳ゲレロJr.が挑む偉業 三冠王も射程圏内、MVP争いは混沌

偉大な父のシーズン最多本塁打を上回る45号を放ったゲレロ・ジュニア(USA TODAY)
偉大な父のシーズン最多本塁打を上回る45号を放ったゲレロ・ジュニア(USA TODAY)

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)は、同じ二刀流として比較されることで改めてベーブ・ルースの偉大さを現代のファンに知らしめた。それは本塁打王を争うブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ・ジュニア内野手(22)も同じだ。

 たとえば日本のファンに懐かしい親子選手を思い出させた。6日(日本時間7日)のヤンキース戦で40号。親子でシーズン40発以上は、阪神でもプレーしたセシル(タイガースなど)と、プリンス(ブルワーズなど)のフィルダー親子以来、史上2組目だった。

 父親にも脚光。ゲレロ・シニアは、エクスポズやエンゼルスなどで通算449本塁打の殿堂入り外野手で、シーズン最多は2000年の44本だった。息子が13日(同14日)のレイズ戦で放った45号は本塁打王争いで単独トップに立っただけでなく、父親越えの一発でもあった。

 「去年や一昨年に比べてチームの勝利に貢献できている。それが今年の方が誇れる点だ」と球宴後にトロントの地元紙に語っていたゲレロは、まだ22歳。童顔の大谷より5歳も下には見えないが、大記録に迫っている。

 ESPNによると、22歳以下でのシーズン最多本塁打は、1954年エディ・マシューズ(当時ブレーブス)の47本で、2位が37年ジョー・ディマジオ(ヤンキース)の46本。マシューズは通算512本塁打、ディマジオは56試合連続安打の大リーグ記録保持者で、ともに殿堂入りを果たしている。大谷とルースのように、ゲレロも多くのレジェンドをよみがえらせている。

 当欄では今年3月、オフに42ポンド(約19キロ)もダイエットをして春季キャンプに臨んだゲレロを紹介。「ダイエットが大きく報じられるのは期待されている証拠」と書いたものの、ここまでの活躍は予想していなかった。現在は2012年ミゲル・カブレラ内野手(タイガース)以来の三冠王も狙える成績。チームをポストシーズンに導けば、ア・リーグ西地区4位に沈む大谷との印象も違ってくる。本塁打王だけでなく、MVPの争いも混沌としてきた。。(全米野球記者協会元理事・田代学)

zakzak

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