巨人、2年前の恋人がキツすぎる恩返し ヤクルト・奥川が打線寸断、優勝戦線の大きな障害として立ちふさがる

チャンスで併殺打に倒れた岡本和。ヤクルト・奥川に完敗
チャンスで併殺打に倒れた岡本和。ヤクルト・奥川に完敗

 巨人は17日、勝てば2位浮上となる直接対決のヤクルト戦(東京ドーム)に2-8の完敗。相手先発の奥川恭伸投手(20)に7回1失点と押さえ込まれた。2019年のドラフトで3球団競合し、クジを外した逸材が、優勝戦線の大きな障害として立ちふさがっている。

 初回に先制しながら2回以降は要所をきっちり締められた。9回に松原の10号ソロで1点を返したが、焼け石に水。完敗に追い込まれたのは、弱冠20歳の右腕に打線が寸断されたことによる。

 試合後の原辰徳監督(63)は「スミ1みたいなもんだから。今日はね。なかなかかみ合ってないっていうところで、みんなでかみ合うような形にしないとね」とさばさばした表情で語った。坂本の左前適時打で先制した初回も岡本和が投ゴロ併殺打に打ち取られて追加点を奪えず、4回にも連打で無死一、二塁の好機を作りながらハイネマンが遊ゴロ併殺に倒れた。

 自身初の100球以上を投げて巨人打線を沈黙させた奥川は「10連戦の1発目だったので、何とか勝ちたいと思っていた。先制されて少し苦しい試合になったんですけど、何とか粘り強く投げられた」と胸を張った。

 ヤクルトは今季、奥川に関しては球団方針として、登板後に出場選手登録を抹消し、必ず中10日以上の間隔を空ける“投げ抹消”を繰り返してきたが、この試合に向けて抹消なしで初となる中9日で巨人戦にぶつけてきた。

 セ・リーグ球団スコアラーは「これで7試合連続のクオリティースタートに6試合連続の無四球。登板間隔を空けているとはいえ、いまのセ・リーグで一番安定感のある投手だろう。制球力もあるし、直球の球威もあるから、ゾーン内でどんどん勝負できる。本当に手ごわいよ」とうなる。

 2年前のドラフトでは巨人、ヤクルト、阪神が競合し、就任したばかりの高津臣吾監督(52)がくじを引き当てた。巨人は2年前の“恋人”に、7月13日の対戦に続いて2連敗。きつすぎる恩返しはシーズンが佳境になるほど効いてくる。 (片岡将)

zakzak

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