カワノアユミの盛り場より愛を込めて

時短営業の煽り受け白タクとの利用客争奪 深刻な打撃受ける大阪タクシー

 都内最大級のタクシーモビリティメディア「GROWTH」を運営するニューステクノロジーが、「タクシー利用者に関するアンケート調査」を実施し、月3~10回程度利用するミドルユーザーが34・2%から43・7%と増加傾向にあることが分かった。東京都の初乗りは410円と全国でもトップクラスに安く、この結果にも頷けるが対照的に深刻な打撃を受けているのが大阪府だ。大坂の盛り場でタクシー事情最前線を調査した。

 「以前は週末になるとタクシー乗場に行列ができていた北新地は、今や空車ばかり寂しく目立っています。時短営業になってからは、飲みに行っても終電までに帰る人が増えたのでタクシーを利用する人はほとんどいません。北新地にもともといたタクシーは大阪駅前や新御堂筋で客待ちをするように。今年春からの終電繰り上げに伴い地下道が早く閉まるようになったので、そこで終電を逃した人を乗せることが増えました」

 そう話すのは、関西でタクシーが最も多いといわれる大阪駅周辺に止まっているタクシー運転手。市内でも新御堂筋沿いは遅くまで開いている飲み屋が多く、客が拾いやすいという。

 「ただし、お客さんは酔っている若い人が多いです。久しぶりに羽目を外したのか、車内で爆睡して目的地に到着しても起きないことも…。特に困るのは飲みすぎて嘔吐するお客さん。清掃して駅前に戻る頃には人がほとんど歩いていないのでその日は諦めるしかありません」

 また、別の運転手からはこんな声も。

 「北新地周辺で白タクの客引きが横行しています。通常の半額の料金で乗れるので我々からすれば商売上がったりです。最近はライドシェアといって相乗りマッチングサービスもありますが、やっていることは同じ。いくら取り締まっても増える一方です」

 コロナ前にはホステスの送りとして頻繁に使われていた白タクも、今は路上で客を直接捕まえている。

 ■カワノアユミ アジアの横丁を徘徊するライター。底辺キャバ嬢として歌舞伎町と海外夜遊びに20代を費やす。著書に、アジア5カ国の日本人キャバクラで9カ月間潜入就職した『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)。

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