岸田文雄氏に単独インタビュー 「『聞く力』と『チーム力』では負けない」「中国に言うべきことは言うべき」「女系天皇には反対」

総裁選での必勝を期す岸田文雄氏=国会内
総裁選での必勝を期す岸田文雄氏=国会内

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明している岸田文雄前政調会長が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。党内ハト派として知られる「宏池会」(岸田派)の領袖(りょうしゅう)だが、コロナ禍後も見据えた新型コロナウイルス対応や、毅然(きぜん)とした対中外交、歴史に根ざした皇室観、総裁選レースの戦略など、幅広く語った。

 「私は『聞く力』と『チーム力』では負けない。政治家には、人の話が聞けない人もいるが、しっかり聞くことで信頼は生まれる。それに政治は全員野球だ。周りと協力しあうのも基本だ」

 岸田氏は自らの強みを、こう語った。総裁選では、河野太郎行革担当相と高市早苗前総務相との違いを強調している。

 まず、コロナ対策。

 岸田氏は「コロナと共存できるまでは、ワクチン接種を加速し、治療薬の開発を急ぐ。予約不要の無料PCR検査所を拡大し、ワクチン接種を証明する電子的な『ワクチンパスポート』などの工夫も必要だ。ウイルスが変異しても迅速に対応できる態勢づくりは重要。司令塔となる『健康危機管理庁』を設置する。経済を回すのは拙速にならぬように気をつける」と語った。

 安倍晋三前政権下で連続で戦後最長の約4年8カ月間、外相を務め、慰安婦問題の日韓合意(2015年)や、バラク・オバマ大統領の広島訪問(16年)などで手腕を発揮した。

 現在の日本外交の最大懸案について、岸田氏は「権威主義的な中国にどう対峙(たいじ)するかだ」といい、続けた。

 「日本は『自由』『民主』『法の支配』といった価値観を重んじ、『国益』や『人権』を守るために中国に言うべきことは言うべきだ。日米同盟を基軸に、インドやオーストラリア、欧州諸国とも連携し、信頼を構築することも大切だ」

 靖国参拝については、「国のために尊い命をささげられた方々への尊崇の念を示すことは大事だが、その示し方は適切に示したい」と語った。

 皇位継承は、「(父方に天皇の血を引く)男系男子の流れを守るべきだ。女系天皇には反対だ」と述べた。

 総裁選で岸田派(46人)は一枚岩だが、他派閥には派閥の意向にとらわれず「自主投票」を求める声もある。

 岸田氏は「派閥は人材育成などで有益な面もあるが、総裁選は派閥単位で決めるということではなく、政治家一人ひとりが判断して決める。それでいいし、それがいいと思う。特に、現場に近く、有権者に近い中堅・若手の議員は国民の政治への不信を肌身で感じている。そうした中堅・若手の声が反映される総裁選でなければならない。大切なのは政策であり、自分も党員・党友、国民の皆さんに丁寧に訴え続ける」と締めくくった。

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