伊勢正三ショック…フォークデュオ「風」の相棒・大久保一久さん死去、71歳

サンスポ
伊勢(右)とステージで楽しそうに演奏する生前の大久保さん
伊勢(右)とステージで楽しそうに演奏する生前の大久保さん

「22才の別れ」などのヒット曲で知られる伝説のフォークデュオ、風のメンバーでミュージシャン、大久保一久(おおくぼ・かずひさ)さんが13日に東京都内の病院で死去したことが15日、分かった。71歳だった。1979年の風の活動休止後はソロで歌っていたが、2008年に脳血管障害を発症。その後、脳梗塞を患い、闘病生活を続けていた。関係者によると、相棒の伊勢正三(69)もショックを受けているという。

■デビュー曲「22才の別れ」大ヒット

日本のフォークソングブームを支えたレジェンドが、人生のステージから降りていた。

関係者によると、13日に都内の病院で息を引き取り、この日に親しい関係者に訃報の連絡が入った。死因は明らかにされていないが、近年は脳梗塞を患い、入退院を繰り返す生活を送っていたという。葬儀はコロナ禍を鑑み、16日に都内の斎場で近親者のみが参加して行う。

広島・呉市出身。フォークグループ、猫を経て、75年、かぐや姫のメンバーだった伊勢と風を結成。伊勢が作詞作曲したかぐや姫の名曲「22才の別れ」をデビュー曲として発売し、大ヒット。その後も、「あの唄はもう唄わないのですか」「ささやかなこの人生」など名曲を世に放った。

79年に活動休止し、ソロ活動を展開。83年に再び活動休止後は薬剤師として勤務していたが、90年に行われた南こうせつ(72)のライブイベントで伊勢と共演。07年5月には伊勢のソロ公演に飛び入りで参加し、28年ぶりに風を復活させて往年のファンを喜ばせた。

■08年に脳血管障害で緊急手術受け

翌08年4月には伊勢のツアーにゲストとして帯同する予定だったが、同1日のリハーサル中に倒れ、病院へ搬送。脳血管障害と診断され、緊急手術を受けた。手術は無事成功し、同7月に退院。その後は広島の実家で療養を続けていた。

大久保さんの訃報は、ともにメロディーを紡いできた相棒にも届いており、2人を知る関係者は「伊勢さんは大変ショックを受けています」と話している。

伊勢は17年11月に風時代のライブ映像と音源を初めてCD&DVD化した際、夕刊フジの取材に「これは何より大久保君が一番喜んでくれるという確信がありました」と説明。療養中の大久保さんに発売することを電話で連絡したといい、「すごく喜んでくれました。まだまだ体調は優れない感じだけど、早く元気になってほしい」とエールを送っていた。

風のように静かに去ったパートナーに悲しみは尽きない。

大久保 一久(おおくぼ・かずひさ)

 1950(昭和25)年7月22日生まれ、広島・呉市出身。昭和大薬学部卒。学生時代からシンガー・ソングライター、吉田拓郎(75)らによって結成されたアマチュアフォークサークル、広島フォーク村などで活動。73年、猫に加入し、脱退後の75年に風を結成。ソロ活動では「暁に帰る」「君よ」などを発売。2001年に活動を再開し、木下敬とユニット、Mを結成した。

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