巨人・岡本が救った「わっしょいみこし」 優勝争いから脱落したらお蔵入りの危機 本拠地3週間ぶり白星呼んだサヨナラ犠飛

 巨人は15日のDeNA戦(東京ドーム)に、岡本和真内野手(25)の左犠飛で劇的サヨナラ勝ち。本拠地では8月25日以来、実に3週間ぶりの勝利で優勝戦線に踏みとどまり、後半戦のスローガン「わっしょいベースボール」を象徴する、“ジャイアンツみこし”をお蔵入りの危機から救った。 (片岡将)

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 初回に3点先制され、打線が点差を詰めたかと思えば、投手陣が追加点を献上。投打がかみ合わない9月の苦しい戦いを象徴するような展開のまま、巨人は2点を追って9回最後の攻撃へ。この日1軍初昇格の八百板が代打起用に応える中前適時打で1点を返し、坂本主将も同点打で続いた。押せ押せの1死満塁で岡本が左中間に飛球を放つと、三走の八百板がサヨナラのホームに滑り込み、ベンチは久しぶりのお祭り騒ぎとなった。

 長らく勝てなかった東京ドームで、今月初めてのお立ち台。3年ぶりに100打点到達の岡本は、「あのフライだったら、僕がランナーやったら走ってない。卓丸が走ってくれたんで、感謝の気持ちでいっぱい」とスタンドのG党を爆笑させつつも、「チャンスの場面は皆さんが塁に出てくれて、回してくれるから。そこが僕の仕事」とナインへの感謝と主砲の自負をにじませた。

 後半戦再開を前に、原監督はお祭りのみこし担ぎを例に「力を合わせ、息を合わせれば、重いみこしも軽く感じるし、行きたいところへ行ける」と語り、「わっしょいベースボール」を逆転Vへのスローガンに掲げた。

 本塁打を放った打者がベンチに戻れば、ナインそろってみこしを担ぐポーズ。適時打などの際に球団から発表されるコメントにも「わっしょい」の合い言葉が躍った。さらに8月24日の広島戦(同)の勝利後には、球団が用意したみこしがお目見え。ヒーローが担ぎ記念撮影する儀式も始まった。翌25日の同カードでも岡本の決勝2ランで連勝を飾り、縁起物になるかと思われたが…。

 チーム状態が急激な下降線をたどるにつれ、球団コメントから威勢のいい「わっしょい」の文言は消えた。長期ロードも重なり、みこしはほこりを被りそうなほど出番に恵まれず。岡本が担いだのを最後に3週間、本拠地での白星から遠ざかった。「消化試合で勝ったところで、選手もファンもみこしでワッショイなんて気分にはならない。優勝争いから脱落したら、もうお蔵入りでしょう。なんとか踏ん張ってほしい」。球団関係者の切なる願いに、バットで応えたのはやはり岡本だった。秋のジャイアンツ祭りはまだ終わらない。

zakzak

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