番付表から“大関不在”ますます現実味 正代はバタバタ、貴景勝は防戦一方

カド番の貴景勝は薄氷の初白星
カド番の貴景勝は薄氷の初白星

 =15日、東京・両国国技館

 正代(29)=時津風、カド番の貴景勝(25)=常盤山=の両大関は頼りない土俵が続く。番付表から大関がいなくなる異常事態にますますの現実味だ。

 初日から3連敗の貴景勝は、東前頭の豊昇龍(22)=立浪=を突き落としで下し初白星。しかし、名古屋場所で痛めた首の状態が悪いのは明らかで、防戦一方の内容だった。本人は「勝ち負けで何事も判断したらダメ。負けても自分の中で納得すればいいし、勝ってもアカンときはアカン。今日勝ったからどうということはない」と強気も、2度目の大関陥落のピンチは変わらない。

 初日黒星の正代は、西前頭筆頭の隆の勝(26)=常盤山=に押し込まれながらも逆転の突き落としで3連勝。「押し込まれても何とか勝てている。身体の動きがいいのかなと思う」とプラスに捉えたが、周囲の目は厳しい。普段は温厚な錦戸審判長(元関脇水戸泉)が「バタバタしていた。あごが上がっている。ああいう立ち合いなんだろうけど。勝ったうちに入らない、大関なら」と珍しく激辛評価。

 正代は昨年秋場所で初優勝して大関昇進も、新大関の場所でいきなり休場。11勝した初場所以降も7、9、8勝と地位を守るのがやっとだ。もし貴景勝とともに陥落し番付から大関が消えてしまえば、昭和以降では、千代の富士の横綱昇進に伴い空位となった1981年秋場所以来2度目。ただ、このときは場所後に琴風が大関に昇進したため、空位は1場所のみで解消されている。

 40年後の今回はすぐに大関に上がれそうな候補が見当たらない。しかも日本人力士となれば、さらに絶望的な状況だ。貴景勝と正代が最後の砦として、土俵際で踏ん張るしかない。 (塚沢健太郎)

zakzak

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