早紀江さん「解決できなければ国家の恥」 日朝首脳会談あす19年 - イザ!

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早紀江さん「解決できなければ国家の恥」 日朝首脳会談あす19年

産経ニュース
菅義偉首相(左)へ「家族会・救う会今後の運動方針」を手渡す横田早紀江さん(右から2人目)ら=令和3年4月7日、首相官邸(萩原悠久人撮影)
菅義偉首相(左)へ「家族会・救う会今後の運動方針」を手渡す横田早紀江さん(右から2人目)ら=令和3年4月7日、首相官邸(萩原悠久人撮影)

北朝鮮が日本人拉致を認め謝罪した平成14年の日朝首脳会談から、17日で19年となる。会談を経て5人の被害者の帰国が実現したが、以降、大きな成果はなく、幾人もの家族が最愛の人と再会を果たせぬまま旅立った。残る家族は、時間の少なさを思い、一刻も早い解決に改めて期待を込める。

「1つの区切りになってしまった印象だ」。増元るみ子さん(67)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(65)は、史上初の日朝首脳会談をそう振り返る。

14年9月17日、小泉純一郎首相(当時)が平壌で金正日総書記(同)と相対し、金総書記が拉致を認めて謝罪。一方で、るみ子さんや、横田めぐみさん(56)=同(13)=ら8人について「死亡」と主張した。再調査で偽の遺骨を証拠提出するなど、現在に至るまで不誠実な対応に終始している。

照明さんは「会談からの数年間が、日本全体に北への怒りと、被害者奪還への思いが満ちていた。当時の熱量を追い風に、政府にはさらなる結果を出してほしかった」と悔しさをにじませる。

この間、日本のリーダーも次々と代わり、家族はそのたびに切実な思いをぶつけてきた。だが、局面は打開されず、親世代の家族の死も相次ぐ。

めぐみさんの母、早紀江さん(85)は「残酷に連れ去られた国民を40年以上も救い出すことができないのは、異形そのもの。解決できなければ国家の恥です」と、日本全体での取り組みの必要性を訴える。

田口八重子さん(66)=同(22)=の兄、飯塚繁雄さん(83)は「『9月17日』の意味を認識している国民、政治家が今、どれほどいるか」としたうえで、「ただ、過去を振り返っている時間はない。成果を期待したい」。かすれた声で訴えた。(中村翔樹)

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